案の定、訪朝した山崎拓氏の行動は、家族会からも批判されている。この時期の訪朝は不適切だったというのは、朝野の多数意見だったが、今回のようにあえて金正日という海千山千の政治指導者の懐に飛び込むには、それなりの覚悟と、周到な準備や心構えが不可欠である。山崎氏の場合は、どうだったのか。 山崎氏は、金正日との会談を望んでいた。結果としては、実現しなかったが、もしOKのサインがでたときの用意は、果たして万全だったのか。 たとえば、そのとき同席させる自前の通訳を、山崎氏は同行させていたのか。その通訳は日常会話がわかるくらいでは、不十分だ。微妙な言い回しまで咄嗟に翻訳できる、高度の語学力をもつ人でなければならない。また、相手の通訳が、山崎氏の日本語を正確に朝鮮語に翻訳して伝えているかもチェックしていかなければならないので、相当のベテランを選抜する必要がある。かつて金丸信氏と金日成がサシで会談した際、そこ
1%にも満たない支持率の人が総裁選に出馬して勝てるわけもないのですが、自派閥すらまとめることが出来ないとはお寒い限りです。当然の成り行きでしょう。 ・山拓白旗、世論調査も支持1%以下…一本化できず(zakzak) 自民党の山崎拓前副総裁(69)が9月の同党総裁選に立候補しない方向となった。7日に都内の講演で示唆した。出馬をちらつかせてはいたが、実は自らが率いる山崎派すら一本化できず、派閥存続すら危うい状況だとか。安倍晋三官房長官(51)の独走態勢が強まるなか、事実上の白旗をあげたようだ。 「まだ決断していないが…。総裁選は(出場自体に意義がある)オリンピック精神とは違い、立つ以上は大義名分がないと立てないと思っている。立たなくても健全な批判精神は発揮できるのではないか」 山崎氏は同日、日本記者クラブでの講演・会見でこう語った。 小泉純一郎首相(64)や安倍氏の外交姿勢を批判して、「盆過ぎに
ようやく福田康夫元官房長官が不出馬を表明しました。意欲はあったのでしょうが、私は最初から出ないだろうなと思っていました。なにせプライドの高い人ですから、後輩で政治信条も異なる安倍晋三官房長官と戦って負けるぐらいなら、勝負は避けるだろうとみていました。 それも僅差で負けるなら格好もつくでしょうが、出ても大差で負けそうですから。そんな屈辱に耐えられる人ではないと思っていました。 確か5月末のことだったか、ある森派幹部は「いろいろ調べてみたけど、森派の9割は安倍支持だ。いや、もっとかもしれない」と笑っていました。自分の派閥の中で推薦人20人が集められないような状況では、出ても恥をかくだけですね。 でも本当は、福田氏には出馬してもらい、特定アジア外交などで比較的考え方の近い加藤紘一氏や山崎拓氏、古賀誠氏らの支援を受けたうえで、きっちり負けてほしかった。そうなった方が、勝者の正統性と求心力は増
先日、自民党の山崎拓元副総裁が、政府・与党内の敵基地攻撃能力保有論に対し、「専守防衛に反し、重大な憲法違反になる」と述べ、安倍晋三官房長官や額賀福志郎防衛庁長官を批判したことが話題になりました。イザのブログでも、いろんな意見が表明されているのを拝見いたしました。 この人は、本当は自分が総理・総裁になりたくて仕方ないのに、周囲もマスコミも「やれ」と言ってくれないので、将来ある後輩たちの足を引っ張ってうさ晴らしをしているのかとも勘繰りましたが、もう一つ、重大な事実に思い当たりました!。 それは、山崎氏は、れっきとした中国の政府機関の人間だったということです。 山崎氏は首相補佐官の重職にあった昨年5月、中国の政府機関であり、中央政府・地方政府の政策立案に携わる中国第2のシンクタンク、上海社会科学研究院の客員研究員に就任しています。事務所によると、「現在はもう辞めており、報酬はもらっていない
私は昨日のエントリーで、我が国の次期首相を意識した中共首脳による内政干渉発言が強まっていることに言及した。 昨日紹介したのは、中国外務省の李軍アジア2局長の発言だが、3月末には唐家璇 国務委員が、「(胡錦濤国家主席の発言は)これからの日本の指導者に対しても述べたものだ」と強調、「ポスト小泉」候補が首相就任後、靖国参拝に踏み切れば、首脳会談は行わないとの意向を示した(2006/04/01 産経新聞)。 また、中国外務省の劉建超報道局長も5月25日の定例会見で、「麻生氏は中国が中日関係を改善、発展させる過程で協力する必要のある重要な相手だ。会談は関係の 改善、発展に有益だった。双方が共に努力して主要な障害を除くなど、いくつかの共通認識に達した」 (2006/06/03 毎日新聞)と述べ、麻生太郎外相を露骨に持ち上げて 見せた。 このような中共首脳による内政干渉発言が続く中で、今度はついに真打が
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