「劉震龍(ユ・ジンリョン)前文化観光部次官が更迭された過程を見て、公務員生活に懐疑を抱くようになる。行政について何も知らない『アマチュア』が大統領府に居座って、政府や政府投資機関の高官を『おもちゃ』にしている」 経済省庁のある公務員は13日、劉前次官が大統領府の人事圧力に抵抗し、大統領府の職務監察を受けて更迭されたことについて、このように自ら恥じると挫折感を吐露した。 多くの公務員は、劉次官に対して同病相哀れむという感じを抱きながらも、「率直に言って、劉前次官が受けたような大統領府の人事依頼の電話を受け、これを拒否できる人がどれぐらいいるだろうか」と自嘆している。特に「現政権になって、大統領府の人事依頼が多くなった」という不満も出る。 政府庁舍の局長級公務員は、「最大の問題は政権の中心部が国政に不慣れな人達で満杯な状態でありながら、『級にならない』同流らに重要なポストを与えようとすること」