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ブックマーク / www.city.fuchu.tokyo.jp (2)

  • 動物絵画の250年

    土方稲嶺 《猛虎図》(部分) 個人蔵 後期展示 大自然の中で動物と出会った時や、身近な動物を見つめている時、私たちは、人とは別の「生命」の不思議さに思いを寄せ、言葉にならない感慨を抱きます。一方で、人はまた、自らの暮らしのため、動物をさまざまに使ってきました。畏れ、愛おしさ、そして悩ましさなど、人が動物に対して抱く気持ちは一通りではありません。 動物という存在から、人は色々な美術を生み出しました。とりわけ江戸時代の動物絵画は、当に多彩です。中世からの伝統を受け継ぐ作品はもちろんのこと、個性的な画家による楽しい作品も数多くあります。多くの人たちが絵を「楽しむ」時代になったことが、その一因でしょう。「芸術とはこうあるべきだ」といった考え方に必ずしも縛られない時代だったので、人と動物との多様で複雑な関係が、ありのまま作品に映し出されている面もあるように思われます。 もし動物が人と同じことを演じ

    動物絵画の250年
  • かわいい江戸絵画 府中市美術館 府中市ホームページ

    絵画史上、「かわいらしさ」が作品の重要なポイントとして打ち出されるようになったのは、およそ江戸時代のことではないでしょうか。円山応挙は、地面を転がるように駆け回る子犬たちの絵を確立し、歌川国芳(うたがわくによし)は、愛らしくもややこしいの魅力を引き出しました。禅僧仙がいは、難解な禅の教えを、思わずほほ笑んでしまうような子供や動物の姿に託しています。また、かわいらしい題材を描いたものだけではなく、たとえば、文人画の山水や人物にも、見る者の心を和やかにしてくれるものがあります。はかないもの、頼りないものへの共感や愛惜が、あえて素朴に描かれた線や形そのものに対して湧き上がるのかもしれません。 はかないものや可憐なものに寄せる思いや慈しむ気持ち、あるいはユーモラスに感じることなど、私たちが「かわいい」という言葉で表すことのできる感情は、実にさまざまです。江戸時代の人々は、そんな豊かな心の動

    sawa_02
    sawa_02 2013/01/27
    平成25年3月9日(土曜日)から5月6日(月曜日)
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