<英リーズ大学の研究プロジェクトは、睡眠時間と代謝との関連を解明する研究結果を発表し、「睡眠時間が長いほど、ヒトの肥満度を表わす指数が低くなり、代謝状態がよい」ことを明らかにした> 肥満の一般的な原因として過食や運動不足がよく挙げられているが、実は、これまであまり注目されてこなかった"睡眠時間"も肥満と何らかの関連性があるようだ。 英リーズ大学のローラ・ハーディー博士を中心とする研究プロジェクトは、2017年7月、科学雑誌『プロスワン』において、睡眠時間と代謝との関連を解明する研究結果を発表し、「睡眠時間が長いほど、ヒトの肥満度を表わすBMI(ボディマス指数)が低くなり、代謝状態がよい」ことを明らかにした。 睡眠時間が1時間長くなると、胴囲は0.9センチ細くなった この研究プロジェクトでは、19歳から65歳までの英国成人1,615名を対象に、睡眠時間と過去4日の食事についてヒアリングしたう
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