東京 渋谷で半世紀余りにわたって営業を続けてきたデパート、東急百貨店本店が、街の再開発事業に伴い、31日、閉店します。跡地には地上36階建ての複合施設が建設される予定で、渋谷の街の姿がまたひとつ変わります。 東急百貨店本店は、高度経済成長期の昭和42年11月に開業しました。 高級衣料品などの品ぞろえで周辺の富裕層などのニーズに対応し、平成元年に隣にオープンした複合文化施設の「Bunkamura」と共に、最先端の文化や流行を発信する渋谷の街のシンボルとして営業を続けてきました。 しかし、開業から半世紀以上が経過し、建物の老朽化が進む中、親会社の東急などとともに渋谷の再開発を進める一環として31日で閉店し、55年余りの歴史に幕を閉じます。 店の跡地には、2027年度の完成予定で高さ164メートル、地上36階、地下4階建ての複合施設が建設され、 ▽低層階には商業施設、 ▽中層階にはアジアで展開す