大相撲の元横綱、貴乃花親方は、日本相撲協会から改めて提出が求められている「退職届」について、現時点では提出しない意向であることがわかりました。これは、貴乃花親方の代理人の弁護士が明らかにしました。 相撲協会は、貴乃花親方側に対して、提出された文書は「退職届」には当たらず、協会から退くためには改めて正式な「退職届」の提出が必要だとしていました。 これに対し貴乃花親方は、改めて提出が求められている「退職届」について、現時点では提出しない意向であることがわかりました。 再提出しない理由について、貴乃花親方の代理人の弁護士は、「相撲協会は『引退届』ではなく『退職届』の再提出を求めているが、すでに提出した文書は退職の意思を伝えるもので、再提出の必要はない」などとしています。