Pasteboard Recorder2はMac OSX用のフリーウェア。クリップボードが複数あれば、とりあえずデータをコピーしておいて、後から必要なものを選んで貼付けると言った操作がとても簡単にできるようになる。Emacs/Viなどのテキストエディタのヤンクで便利さを感じる人は多いはずだ。 高機能なクリップボード管理 だがテキストエディタではコピーされるデータはテキストのみだ。対してOSではテキストのみならず画像やファイルなど多彩な形式が存在する。それらを上手に管理し、クリップボードの履歴管理を実現するのがPasteboard Recorder2だ。 Mac OSXの場合、ファイルや文字列のコピー&ペーストにおいて貼付ける元、貼付ける先の状況によってデータが自動的に変換される仕組みがある。Pasteboard Recorder2はそうした点も考慮されており、ファイルのコピー&ペーストにも
MoxyはPerl製のオープンソース・ソフトウェア。日本において携帯電話サイトの需要は大きい。スマートフォンの活況もあって、PC向けと同時に携帯電話向けをリリースすることも多くなっている。また将来的にはPCよりもモバイルのシェアが大きくなると言われている。 携帯電話からのアクセスを模倣できる そんな携帯電話向けサイトの開発を行う場合、PCからアクセスを偽装してテストを行う必要がある。専用のソフトウェアの他、FirefoxのMobileSimulatorも使えるが、ここではWebブラウザベースのMoxyを紹介しよう。 MoxyはPerl製のソフトウェアで、専用のWebサーバとしてサービスが立ち上がる。ブラウザからアクセスすると、URLを指定して外部のWebサービスにアクセスできる。その際にはUserID、ユーザエージェント、HTTPヘッダーを任意に入れ替えてアクセスも可能だ。 Googleへ
Module::Build の目標は make の排除だとおもうのだが、現実的には、EU::MM に依存している場合には make が必要だし、ある人のモジュールだけが make なしではいるようになってもとくにうれしくはない。 つまり、移行するメリットが薄い。よって、流行らなかったのだとおもう。 おぼえることがふえるのやだし。 EU::MM はもはや積極的に開発はされないようだが、普通に使う分にはもんだいないし、メンテナンスはされてる。 単純な pure perl のモジュールなら、これをそのままつかっても問題はない。 ただし、ちょっとこった実行時の処理などをやろうとすると、よみづらい Makefile.PL ができあがる傾向があるようにおもう。 クールなインターフェースを提供してくれる。プラガブルで拡張可能だ。 日本では、Plagger で M::I が採用されたことを契機に、一気にひ
はじめまして。開発部じゃない加藤和良です。 最近、mixi では Buildbot をつかった継続的インテグレーションをはじめています。安定版の mixi のソースコードにコミットすると Buildbot がそれを検知し、自動的にテストが走るようになりました。 ここでの「テスト」は Test::Simple や prove(1) をつかった、Perl でかかれた開発者テストを指しています。mixi の開発者テストをとりまく環境は、ここ数年でかなり改善されました。今回はその歩みをふりかえりながら、テストの無いコードベースをどこからどうやって変えていったかという話をしたいと思います。 開発環境 はじめに、前提となる mixi の開発環境について説明します。mixi では複数人の開発者がひとつのマシンで作業を行います。それぞれの開発者は、あらかじめ割り当てられたポートで Apache を起動し、
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは、 前回のHadoopの記事 に引き続き、MapReduceのカスタマイズポイントを解説していきます。 前回の記事の図や、表などを参照しながら読み進めていただければと思います。 MapperやReducerの流れの制御 Mapperの実行の流れは、デフォルトでは、初期化処理を行った後、map関数を繰り返し実行し、終了処理を行うようになっていますが、この流れ自体を制御することができます。 古いAPIでは、MapRunnerを通じてこの流れを制御できますが、0.20.0からの新しいAPIでは単純にMapperクラスのrun関数をオーバーライドすることで、行えます。 デフォルトのrun関数は以下の通りです。 public vo
Ruby BarcodescannerはRuby製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。携帯電話にはカメラがついているので、外で写真を撮るのも手軽だ。そうした外部の情報をアップロードして楽しむサービスは数多い。書籍のバーコードを使って楽しむサービスも面白い。 実行した所 携帯電話自体にバーコードスキャナーの機能があればそのまま使えるが、それがない場合は別途連携を考える必要がある。例えばRuby Barcodescannerを使ってみると良いだろう。Ruby Barcodescannerは画像を読み込んでバーコードスキャンを行うRubyライブラリだ。 元になるのが画像というのが良い。写真やスキャナーで取り込んだ画像をそのまま利用できる。画像の取り込みにはImageMagickを使い、実際のスキャンはzbarというオープンソースのバーコードライブラリを使っている。Ruby Barco
ウェブページでデータをみせるテーブルを見やすく、使いやすくするためのスタイルや機能性などUIパターンを紹介したアルティメットガイドをJanko At Warp Speedから紹介します。 Ultimate guide to table UI patterns 下記は各ポイントを意訳したものです。 テーブルの「(エクセルでいうところの)行と列」の表記は、「横列と縦列」に統一しています。 はじめに 1. 列を交互にスタイリング 2. 列をフルに 3. テーブルのセクション 4. ソート 5. フィルタリング 6. ページネーション 7. スクロール 8. 固定されたヘッダ 9. ヘッダのないテーブル 10. 拡張可能な列 11. 列のアクション 12. マルチプルな列のアクション はじめに テーブルは構造化されたデータをみせるものです。そして、その目的はデータを読みやすくし、走査しやすく、簡単
先日あるMicrosoft幹部が、Googleの使用をやめることを、たばこをやめることに例えた。最後にたばこを吸ってから10周年の記念日が近づいている筆者は、その言葉を実際に試してみることにした。 もちろん、そのような誇張がなければ、これほど効果的なマーケティングにはならないだろう。しかし、ウェブ全体に広がるGoogleの存在が、競合他社から、さらには味方からも、そのような反応を誘発することは確かだ。検索から「Google Maps」「Gmail」、そして「YouTube」に至るまで、毎日のインターネット利用の中でGoogleを避けて通ることは難しいかもしれない。 しかしそれは、不可能ではないし、地球上で最も依存性の高い薬物の1つを断つことには到底及ばない。筆者は1週間、Googleが作成したもの、所有しているもの、もしくはその他の形で提供しているあらゆるものを使用しないと誓ったが、Goo
言語やインタフェースの設計には「驚き最小の原則」というのがある。まつもとさん本人はそんなこと言っていないようだが、かつて、Rubyはその原則に沿った言語と言われていた。一方、JavaScriptはそれに反する言語と未だに見なされているようだ。多くの場合、よく理解していないのが原因である。理解した上でも、やっぱりおかしいよ、というのもあるかも知れないが、じゃ、その場合どう定義したらよいんだ、というのはいろいろ難しい問題がある。 wtfjs(http://wtfjs.com/)にはJavaScriptのそんな「変な挙動」が集められている。wtfなんてタイトルをつけているくらいなので、あまり真面目に見る必要はないのかも知れないけれど、主なものについて古い順から軽く解説してみた。ちなみに、wtfはWhat The F*ckの略。 typeof NaN === 'number' // true In
思わず写真として切り取って残しておきたくなるような光景を目にしたとき「絵になる」という表現を使うことがありますが、あまりにも絵になる「神々しい」と言っていいほどの風景は、写真に収めても絵画のように見えてしまうこともあるようです。 写真家のKatarina Stefanovicさんによる、現実に存在する光景とは思えないほど絵画的な風景写真を紹介します。 詳細は以下から。 Photography by Katarina Stefanovic ビビッドな色彩と見る者の視線を吸い込む大胆なラインが、Katarina Stefanovicさんの写真の特徴。 使用カメラはニコンF-401sとニコンF80とのこと。どちらもデジタルではなく銀塩カメラです。 これら一連の畑の写真はセルビアで撮影されたもののようです。 目が痛くなるような緑。 放牧中の羊はセルビア・Sumadija地方で撮影されたもの。「牧歌
「真空調理法(cuisson sous-vide)」という調理法はご存知ですか?日本では一般的にはあまり馴染みが無い調理法かもしれませんが、1979年にフランスでフォアグラを美味しく調理するために開発された調理法です。真空パックした食材を、徹底的に温度管理したお湯の中で低温調理することにより、食材の風味や旨味を逃さずに調理できる方法なのです。 これだけ聞くと、なんだかプロの技という感じでとても真似できそうにないですが、実は家庭用の真空パックマシンと料理用の温度計があれば、自宅でも真空調理法ができるそうです。 奥様のための豆知識ブログ「Savvy Housekeeping 」では、家庭でも美味しいステーキを食べたいなら、真空パックマシンと料理用温度計はマストアイテムだと書いています。友だちや親戚に借りてでも、何ならオンラインショップやオークションサイトで買ったって安いくらいだと言うほどです。
先日 hack05 というイベントで LT をしたので、そのときの資料をまとめておきます。 スピリチュアル エンジニアリングとは システム開発・運用にスピリチュアル要素を取り入れることでシステム安定化を目指します。 皆さんご存知の通り、人間の技術力には限界があり、予測不能な事故(バグ)はまさに、神の領域といえます。 そこで「ジンクス」「縁起かつぎ」「妖精さん」などの力を借りることで、人間の手ではどうしようもない事態を回避するというのがこのスピリチュアルエンジニアリングです。 スピリチュアルエンジニアリングの基本原理 スピリチュアルエンジニアリングの基本は「祈り」にあります。「絶対に動く」という祈りの強さがよりよいコードをもたらします。 スピリチュアルはすべてのエンジニアの身近に! 以下に当てはまる人がいたら、あなたも立派なスピリチュアルエンジニア! コーディング中に神が降りてきたと思う瞬間
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