ウクライナ・ザポリージャの工場で、ラリー車を改造した「戦闘用バギー」(2022年6月15日撮影)。(c)Kateryna Klochko / AFP 【6月21日 AFP】ウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)の工場で、自動車競技のラリー用の車を戦闘用に改造する作業が行われている。改造車は、ウクライナ軍がロシア軍と戦う前線へ送られる。 作業員は、車のマフラーを交換し、競技用の装備を外し、内装を変えるなどして改造を進めていく。監督するのは、実業家のウォロディミル・タルホフ(Volodymyr Tarkhov)さん(32)だ。 以前はグラスファイバー製の船やカヤックを作っていたというタルホフさんは、ロシアによるウクライナ侵攻開始後、友人と共に一般車約30台を軍事用に改造したという。 地元の複数の実業家が支援を申し出ており、鋼材や車のパーツの購入費用を負担している。 工場ではこの