ブックマーク / withnews.jp (106)

  • 肉球スタンプが残せる「ぺたっち」一般発売へ 犬猫の足形作成キット

    「ぺたっち 犬用」 シヤチハタに聞きました 愛犬や愛の肉球を汚すことなく足形がとれるキット「ぺたっち」が6月2日に発売されます。購入応援サービス「Makuake(マクアケ)」で好評だったことを受けての一般発売です。開発の経緯をシヤチハタ(名古屋市)に聞きました。 「ぺたっち 犬用」 ネーム印やスタンプ台などで知られるシヤチハタが開発した「ぺたっち 犬用」(税込み2200円)。 専用で作られたフィルムとインキパッドがセットになったキットです。 フィルムの内側にインキを塗り、外側から足を乗せて押す仕組みで、インキに直接触れないため足が汚れることがありません。 フィルムにつけたインキはウェットティッシュなどで簡単に拭き取ることができるため、繰り返し使用可能。 付属のインキで20回以上使えるといいます。 Makuakeでの目標金額は50万円に設定していましたが、開始2時間ほどで達成。 「肉

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  • 「なんで否定してくるわけ?」 「いや」で話し始める人に衝撃の事実

    話題になったのは、9月6日に漫画家さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)がTwitterに投稿したマンガです。 「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」 友人からそう問われた主人公は驚きます。 「いやそうだっけ?」「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」「否定してないよ!」 「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」 そんな風に「いや」を使う主人公。 「感嘆詞として使ってたの…?」と驚く友人に、主人公は「これ口癖みたいなものかも。プラスの意味もマイナスの意味もないもん」と受け止め方の違いにがくぜんとします。 東北出身の主人公は、友人から「方言みたいなものなのでは?」と問われて振り返ると、家族や友人たちが自然と「いや」と言っていたシーンが思い浮かびます。 「いや信じてくれ! 『あら』『えっと』的な音でしかないんだ!」

    「なんで否定してくるわけ?」 「いや」で話し始める人に衝撃の事実
  • 帰省で気づく親の〝異変〟 「家にゴミがたまり始めた」が兆候なワケ

    帰省で親の介護が頭をよぎる 「曜日が分からない」という〝異変〟 確認したい三つのこと 「きれい好きだったのに、家にゴミがたまり始めた」「急に身なりを気にしなくなった」。そうした状況は、親の〝異変〟の兆候かもしれない――。そう話す専門家は、お盆などの帰省時は、親の変化に気づく機会になっていると話します。 帰省で親の介護が頭をよぎる 話を聞いたのは、有料老人ホームなどの検索サイト「LIFULL 介護」を運営する「LIFULL senior(ライフル シニア)」の小菅秀樹さん。これまで1500件以上、入居相談に応じてきました。「LIFULL 介護」では、施設の探し方などの記事も提供しており、小菅さんは「編集長」の肩書でコンテンツ制作も担っています。 そんな小菅さんは、お盆やお正月などの帰省時期になると、「LIFULL 介護」の閲覧数が、数割程度上がると話します。 この〝怪現象〟については、こう説

    帰省で気づく親の〝異変〟 「家にゴミがたまり始めた」が兆候なワケ
  • エメラルドの湖上にひょっこり〝秘境駅〟 少ない利用者でも黒字の謎

    南アルプスの山あいを縫って通る大井川鐵(てつ)道。その駅「奥大井湖上駅」​​が絶景も相まって「秘境駅」としてSNSで度々、話題になっています。この路線、利用者数こそ多くありませんが、過去に何度も黒字を出しているとのこと。その理由を運営会社に聞きました。(withnews編集部・朽木誠一郎) 南アルプスに源を発し、静岡県を流れる大井川。この川に沿って二路線(大井川線・井川線)が走るのが大井川鐵(てつ)道です。鉄道と共に上流へと遡ると、そこには雄大な自然が。 中でも長島ダムの人工湖「接岨(せっそ)湖」に浮かんだように見える「奥大井湖上駅」はSNSで度々、「秘境駅」として話題になっています。 エメラルドグリーンの湖と、赤い列車・橋のコントラストが美しく、人気のスポット。数々の映画やドラマの撮影舞台にもなっています。JR金谷駅から乗り換え2時間以上かかりますが、訪れた人を魅了する絶景があります。

    エメラルドの湖上にひょっこり〝秘境駅〟 少ない利用者でも黒字の謎
  • 長方形の雨雲? レーダーに映った物体の正体は 気象庁に聞いた

    写っているのは、雨雲にしては、形が整いすぎた四角い影。 投稿には「上空にUFO的な何かが来てますね」「神様が落としたスマホでは」「PEZ(ペッツ)か?」「人類を超越した科学力を持った何かが雨雲とともに移動している……!(ラピュタ的な)」とコメントも騒然とし、「いいね」は8万件以上になりました。 え…何? この長方形な雨雲は? 何かのバグかな思ったけど全ての雨雲レーダーで同じだ🤔 pic.twitter.com/h6LVevhIDs — gari@TKC (@gari09tr) July 4, 2022 「捏造と思われるかも」 九州地方在住の「gari@TKC」さん( @gari09tr )は、ツーリングが趣味でもあり、日頃から「雨雲には敏感」。雨雲レーダーや天気予報は身近な存在でした。 でも、偶然目を留めた、これまで見たことがない「長方形の雨雲」には、「え……何?」。 別の天気予報の雨雲

    長方形の雨雲? レーダーに映った物体の正体は 気象庁に聞いた
  • 「創作を愛する全オタクよ…」絵師を震え上がらせる雑誌「建築知識」

    「だってこんなの買うだろう!」 60年超の歴史 半年かけて誌面を作る 「創作を愛するオタクの皆様…」。そんな呼びかけで始まるツイートが度々反響を集めています。発信しているのは、月刊誌「建築知識」の〝中の人〟。創作活動にはげむ絵師をはじめ、小説家や漫画家にも愛されるこの雑誌。はたしてその正体とは……? 「創作を愛する全オタクよ…」 「創作を愛するオタクの皆様…お待たせしました…『建築知識2022年5月号』です…」 れなさん @rena07110 さんがそんな投稿をしたのは今月18日。ツイートは拡散し、リツイートは1万件、いいねは2万件をゆうに超えました。 れなさんは「建築知識」の出版社「エクスナレッジ」の〝中の人〟で販売担当。5月号以外にも度々、ツイートは拡散し、「創作を愛する全オタクよ…」と呼びかけた今年2月号のツイートは、5万件近くのいいねを集めました。 同誌は材料や構造、法律など建築に

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  • 「絶滅危惧種」と思われた家業 活版印刷を継いだ娘の〝意外な再生〟

    床に散乱した、おびただしい数の活字 時代遅れでも、拾い集めた父の仕事道具 「責任をもって、後世に伝えていきたい」 大阪府の印刷所が投稿した、とあるツイートが好評を博しています。二度の震災で崩落してしまった、大量の活字。何とか無事だったものの、利用できない状態となった一を、意外な形で活かしていると伝える内容です。「たとえ業務に使えなくても、人々に文字の魅力を届けたい」。職人としての情熱を、創業者の父から受け継いだ2代目社長に、思いを聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 「阪神淡路大震災の日、会社に行ったら活字が崩落していました」 18日、印刷会社山添(大阪市城東区)の野村いずみ代表取締役(50・ツイッター:@Izumi_Nomura)が、一のツイートを投稿しました。 1995年1月17日の大震災で、活字が地面に落ち、印刷に使えなくなったこと。震災を機に、活字を組み替えて行う、

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  • キリスト看板、産み落とされる瞬間を見た 聖書配布協力会の制作現場

    キリスト看板、産み落とされる瞬間を見た 聖書配布協力会の制作現場 佳境を迎えた作業場に、初めて取材カメラが入った。

    キリスト看板、産み落とされる瞬間を見た 聖書配布協力会の制作現場
  • 「遺体ホテル」への反対運動 経営者が語った〝至極まっとうな反論〟

    地元民への〝至極まっとうな反論〟 少ない火葬場の待機期間を支える役割 「亡くなった人」を歓迎しない世界 もし、自分の家の隣に「遺体ホテル」が作られると聞いたらどうしますか? 各地で起きる反対運動の根底には何があるのか。評論家で著述家の真鍋厚さんは、死体を嫌がることは「究極の自己否定」だと説きます。日常から見えなくなった死体の存在。そんな中で進むいびつな多様性の実態について、真鍋さんにつづってもらいました。 地元民への〝至極まっとうな反論〟 死体、遺体、亡骸(なきがら)……様々な言葉によって表される「亡くなった人」たち。わたしたちと同様、身体はあるが、生きてはいない。具体的には、呼吸がなく、心臓が動いておらず、瞳孔が光に反応しない状態を指す。 医師が判定するまでは「死亡」とはならないが、便宜上はそれが「亡くなった」ことを物語る。言うまでもなくわたしたちも遅かれ早かれそこへ仲間入りを果たすこと

    「遺体ホテル」への反対運動 経営者が語った〝至極まっとうな反論〟
  • やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに

    自民の勝利、「よかった」47% 参院選の野党一化、半数が否定的 立・共協力 外交・安保の違いに厳しく 10月の衆院選。野党第1党の立憲民主党は、公示前の議席を13も減らして大敗し、枝野幸男代表が辞任を表明しました。衆院選では初めて共産党などとの「野党共闘」を進め、全体の4分の3の選挙区で候補者を一化しましたが、有権者の支持は集められませんでした。朝日新聞社が11月6、7日に実施した全国世論調査(電話)で、選挙結果への有権者の受け止めを探ってみました。 (朝日新聞記者・磯田和昭) 自民の勝利、「よかった」47% 今回の衆院選では、自民党が過半数(233)を大きく超える261議席を獲得しました。このことについて、「よかった」と思うか、「よくなかった」と思うか聞いてみました。「よかった」という人が47%で、「よくなかった」と答えた人が34%でした。 自民支持層は「よかった」が84%と結果を歓

    やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに
  • あざの顔、見るのは仕方ない? 「自意識過剰」で片付けられない問題

    心に引っかかっていた問い 素直な反応に思わず…… 見てしまうのは仕方ないこと? 顔の変形やあざ、まひ、傷の痕……。人とは違う外見の人たちが学校でいじめられ、就職や結婚で差別にあう「見た目問題」。中には、ジロジロ見られたり、逆に無視されたりする人たちがいます。当事者の親として取材を続けてきた私が、他者から向けられる視線について考えたいと、顔にあざの特殊メイクをして、街に出ました。 心に引っかかっていた問い 私は自分の長男(8)が生まれつき右顔の筋肉がなく、笑うと顔がゆがみます。見た目問題に強い関心を持ち、これまで20人ほどの当事者にインタビューをしてきました。 あるとき、顔にあざのある男性が私にこう語りました。 「『見た目の悩みなんてたいしたことではない。大切なのは、顔よりも心だ』という言う人がいます。ならば、顔に赤いペンキを塗って外を歩けますか」 この問いかけが、私の心にずっと引っかかって

    あざの顔、見るのは仕方ない? 「自意識過剰」で片付けられない問題
  • 変形した顔・あざ・アルビノ・小人症……「見た目問題」の当事者たち - withnews(ウィズニュース)

    普通とは異なる顔を持つ人たちの自助組織「ユニークフェイス」をつくった石井政之さん。顔の右側にあざがある 普通とは異なる顔を持つ人たちの自助組織「ユニークフェイス」をつくった石井政之さん。顔の右側にあざがある 動静脈奇形の当事者・河除静香さん。口や鼻に血管の塊があり、これまで顔面を40回以上手術してきた 出典:阿部健祐撮影 周囲の人から「お前には、基的人権はない」と言われたーー。河除さんは、そのような差別体験について、一人芝居で伝えている 出典:阿部健祐撮影 イベント「ミタメトーク!」で中高生と交流した当事者たち 出典:神戸郁人撮影 イベント「ミタメトーク!」で中高生と交流したトリーチャーコリンズ症候群の石田祐貴さん 出典:神戸郁人撮影 トリーチャーコリンズ症候群の石田祐貴さん 小学生と交流するトリーチャーコリンズ症候群の石田祐貴さん(中央) 顔に紫色のコブがある藤井輝明さん 生まれつき顔

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  • 「見た目問題は障害」バケモノと呼ばれた男性の願い 就活で心砕かれ

    「やい!バケモノ」と呼ばれ… 広義の障害だと知ってほしい コブは私の宝物 顔の変形やあざ、麻痺など特徴的な見た目のため、学校や恋愛、就職などに苦労する「見た目問題」。顔に紫色のコブがある藤井輝明さん(60)は、自らの体験を2500校もの学校で講演してきました。「見た目問題」は「広義の意味で障害」語る藤井さん。話を伺いました。 子どもたちに大人気 ――小学校では、子どもたちに「てるちゃん」と呼ばれ、大人気ですね 「私の小学校時代を描いた絵『てるちゃんのかお』を教材にして、いじめられた体験を、楽しくさわやかに語ります」 「子どもたちには『デブ』『チビ』など、見た目についてニックネームをつけることは人を傷つける恐れがあるから気をつけようね、と話しています」 「話を聞いている子どもが、いじめられたり、見た目に悩んだりしているかもしれません。だから、『私はいじめられて死のうと思ったこともあるけど、

    「見た目問題は障害」バケモノと呼ばれた男性の願い 就活で心砕かれ
  • 「顔の差別で人は死ぬ」あざ・まひ・傷の痕…ユニークフェイスの闘い

    自殺した子の親から手紙 顔にペンキをぬって歩けますか? 抗議する声がまだまだ足りない 顔の変形やあざ、まひ、傷の痕……。普通とは異なる顔を持つ人たちを支援し、「容貌(ようぼう)差別」を20年前に世の中に問うた男性がいます。石井政之さん(53)。当事者の自助組織「ユニークフェイス」の創始者です。11年前に活動から身を引きましたが、ことし9月に再び活動を開始。石井さんは、「顔の差別で人は死ぬ」と訴えます。 「もう一度、苦しんでいる人に寄り添いたい」 愛知県の豊橋駅で10月下旬、石井さんと会いました。石井さんの顔の右側には大きな赤あざ。思わず目線を向けてしまいました。まるで、地図のように見えます。 その後、顔にまひがある女子大学生と合流。「就活で顔について聞かれたらどうしよう」という女性の不安に、石井さんは耳を傾け、「しどろもどろになっちゃいけない。想定質問をつくり、はきはきと答えよう。印象が違

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  • 「見た目いじめ」と少女の死 顔にアザ、外見差別受けた男性の後悔

    すれ違いざま「その顔でよく生きていられるな」 生徒を守れなかった学校と、私の敗北 「フワフワだ」アザに子どもたちの手 2019年、外見に症状がある女子中学生が、命を絶ちました。「ニュースを知り、無力さに打ちひしがれた」。そう語るのは、生まれつき顔にアザがあり、周囲から注がれる奇異のまなざしに向き合ってきた、石井政之さん(56)です。「ふつう」ではない見た目に苦しむ人々に寄り添い、自身の体験について発信する。一連の活動を通じ、「外見差別」の問題を啓発してきた石井さんは、同じ境遇に置かれている若者に、訴えたいことがあるといいます。中学生の命日にあたる31日、胸の内に渦巻く思いについて、つづってもらいました。 このニュースに私は涙した。他人事とは思えなかったからだ。 彼女は生まれつき、顔の右ほおが病気で膨れていた。中学校で、「気持ち悪い」と言われるなどしていたそうだ。 私の顔には生まれつき赤いア

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  • 外見差別と戦った同志の死 「バケモノ」と罵倒された過去

    46歳で語り始めたいじめ体験 採用担当者が一言「化け物みたいな顔」 子どもたちにコブを触ってもらう 今年5月、ひとりの男性が亡くなりました。藤井輝明さん、享年64歳。顔に大きな紫色のコブがあり、幼少期にいじめられた自らの経験を全国2500の学校で語ってきました。そんな藤井さんの死に「生前に再会を果たせず、深く後悔した」と語るのが、生まれつき顔にアザがある石井政之さん(56)です。二人はかつて、外見に症状がある人たちの差別の解決に取り組む活動を一緒にしていました。「藤井さんが笑顔を絶やさなかった意味は何だったのか」。石井さんが藤井さんを知る人たちに話を聞きながら、振り返ります。 ツイッターで知った同志の死 今年5月、Twitterを通し、藤井さんの死を知った。 藤井さんは医学博士として、熊大や鳥取大などで後進の指導にあたるなど、その生涯を看護教育に捧げた人物だ。 彼の業績は、それだけではな

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  • 壊滅した奉天軍の北大営で見たもの 101歳の日本人が語る満州事変

    1931年9月18日、中国東北部の奉天駅近くで、南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破される柳条湖事件が起きた。日が泥沼の「15年戦争」に突き進むきっかけとなった満州事変。その現場やその後建設された満州国を間近で見続けた日人がいる。満州国総務庁の元官僚先川祐次さん、101歳。満州事変から90年の今、当時の内実を初めて語る。連載第3回は「少年と武器」。(編集=朝日新聞記者・三浦英之) 兵器廠で見た機関銃 私が通った満州教育専門学校の付属小学校では、校長が米コロンビア大学の出身だったこともあり、よくリンカーンやアメリカ開拓史の話をしてくれた。いつも「中国人とは仲良くしなければいけないよ」と諭された。 今思うと、満鉄という会社は植民地会社として「アメリカ開拓」を意識していた節がある。校長を1年間の世界一周旅行へと送り出し、私たちはシベリア鉄道で欧州に向かう校長を奉天駅まで見送りに行ったこともある。体

    壊滅した奉天軍の北大営で見たもの 101歳の日本人が語る満州事変
  • 行ってはいけなかった奉天の「城内」 101歳の日本人が語る満州事変

    1931年9月18日、中国東北部の奉天駅近くで、南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破される柳条湖事件が起きた。日が泥沼の「15年戦争」に突き進むきっかけとなった満州事変。その現場やその後建設された満州国を間近で見続けた日人がいる。満州国総務庁の元官僚先川祐次さん、101歳。満州事変から90年の今、当時の内実を初めて語る。連載第2回は「奉天の街並み」。(編集=朝日新聞記者・三浦英之) 新市街は西洋の街並み 満州事変が起こる前までの満州の中央地域(現・中国東北部遼寧省)は奉天省と呼ばれ、軍閥の張作霖が支配していた。しかし、1928年に奉天市近郊で列車が爆破され、張作霖が爆死すると、息子の張学良は北京にこもり、奉天には寄りつかなくなった。 「張学良は万里の長城を隔てた北側にある熱河省でアヘンを栽培させ、もうけた金で武器を買っている」と小学校でも子どもたちの話題になっていた。 奉天の街は、城内と呼ば

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  • 難病の愛猫が回復…飼い主に届いたのは、ピカピカになったスープラ

    投薬注射に耐え抜いたしるく きれいに甦った70スープラ 「世話を焼きすぎるんです」 難病の愛の治療費捻出のため、27年間乗り続けた左ハンドルのトヨタスープラをヤフオク出品した飼い主。愛車は無事に落札され、根気強い投薬治療では元気を取り戻しました。安堵する飼い主に、落札者からサプライズの快気祝いが届きます。それはピカピカに修復された、あのスープラでした。(北林慎也) 愛車のヤフオク出品が拡散 この飼い主は、大阪府在住の「leiz」さん。愛「しるく」の伝染性腹膜炎(FIP)発症が、今年5月に判明しました。 長らく不治の病とされてきた難病で、しるくの弟もこの病で亡くしています。 ただ、近年は投薬による治療例があります。 しかし、国内では未承認の試薬のため高額で、百万円単位の費用が必要でした。

    難病の愛猫が回復…飼い主に届いたのは、ピカピカになったスープラ
  • ソニーのαが「プロに認められる」まで 〝ミラーレス〟開発秘話

    シリーズ「初号機物語」 パソコンやデジカメ、家電などは、毎月のように新製品が発表されています。今では当たり前になった商品も、もとをたどると最初に世に出た「初号機」ともいえる製品があります。その時代の常識を打ち破り、数々の困難を乗り越えて一つの製品、ジャンルが生み出されるまでには様々なストーリーがあります。そんな「初号機」に関わった「中の人」たちに会いにいきました。 1日も早くプロフェッショナルに認められたい ソニーの代名詞ともいえるのが「フルサイズミラーレス」です。小型・軽量で最新技術が搭載されているものが多い一方、当初は一眼レフに比べるとバッテリーの持ちが悪い、レンズの数が少ないなどのデメリットもありましたが、今ではこの点でも違いはなくなりました。 「フルサイズミラーレス」のαシリーズは今でこそソニーのイメージしか浮かびませんが、もともとはコニカミノルタのブランドでした。2006年にコニ

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