ボランティアセンターでペットボトルの水を受け取るボランティア=福岡県朝倉市で2017年7月29日午前11時27分、中村清雅撮影 九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市と東峰村には延べ2万人を超すボランティアが訪れ復興への大きな力となっているが、熱中症で病院に搬送される人も出ており両市村が注意を呼びかけている。 朝倉市と東峰村の社会福祉協議会によると、朝倉市では10日以降、活動したボランティアは累計約1万6200人で、疑いも含めて41人が熱中症になり、うち12人は救急車で病院に搬送された。14日から累計約4600人が活動している東峰村でも8人が熱中症になったという。 朝倉市宮野のボランティアセンターでは予防のため無料でスポーツドリンクや茶、塩あめなどを配布している。作業場所への出発前のオリエンテーションでは、水分補給に加え15~20分間隔で休憩を取るよう注意喚起。市社協の北嶋雅昭事務局長は「湿度
福島第1原発事故を巡り、福島県に隣接する栃木県北部の3市町の住民ら約7300人が東京電力に総額約19億円の賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、住民側は23日までに、センターから「和解仲介手続きを打ち切る」との通知があったと発表した。住民側弁護団によると、センターは3市町に放射性物質で汚染された地点があると認めながら「申立人全員に一律の賠償を認
落雷死、遺族側の敗訴確定=イベント主催者への請求棄却-最高裁 大阪市東住吉区の長居公園で2012年、野外コンサートに向かう途中で落雷に遭い死亡した会社員岩永牧子さん=当時(22)=の遺族が、主催した「エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ」など2社に損害賠償を求めた訴訟で、請求を退けた一、二審判決が確定した。最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)が19日付で遺族側の上告を棄却する決定をした。 岩永さんは12年8月、コンサート会場近くで落雷に遭い死亡。両親=北九州市=は主催者が安全対策を怠ったと主張したが、一審大阪地裁は「落雷の危険から保護する義務があったとは認められない」と請求を退け、二審大阪高裁も支持した。(2017/07/20-17:16) 関連ニュース 【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】
連休初日、ボランティア続々=「熊本地震の恩返し」-九州北部豪雨 3連休に入り、九州北部豪雨のボランティア活動のため集まった大勢の人たち=15日午前、福岡県朝倉市 3連休の初日となった15日、九州北部豪雨の被災地には全国各地からボランティアが集まった。福岡県朝倉市では、受け付け開始の午前9時に30度を記録。炎天下、500人以上がスコップやバケツを手に、土砂の流入した民家などに向かった。 受け付けを待っていた東京都足立区の会社員井口典子さん(52)は、友人が被災。「ニュースを見て、居ても立ってもいられなかった。地元の人のニーズに応えたい」と話す。埼玉県熊谷市から友人ら6人と来たスリランカ人の会社役員ヌワン・グナワラダナさん(38)は「日本を自分の国のように感じている。困っている人を助けるのは当たり前」と強調した。 豪雨で被災した民家から、流れ込んだ泥を運び出すボランティアの工藤岳瑠さん=1
ボランティア活動下火に=東日本大震災の反動で-総務省調査 総務省は14日、国民の自由時間の使い方を把握する2016年社会生活基本調査の結果を公表した。この中で15年10月から1年間、災害ボランティア活動をした人の調査対象者に占める割合は1.5%で、前回11年調査から2.3ポイント低下した。東日本大震災が発生した11年は被災地に食料を送ったり、炊き出しをしたりといった活動が盛んになったが、その反動が現れたとみられる。 災害ボランティアをした人の割合を都道府県別に見ると、熊本地震に見舞われた熊本が8.4%で最も高く、福岡(2位、2.6%)、佐賀(5位、2.2%)、宮崎(同)、鹿児島(9位、1.9%)、大分(10位、1.7%)と九州の6県が上位に入った。全国的に災害ボランティア活動が下火になる中、九州では熊本地震の被災地支援活動が目立った。 この他、自由時間を趣味や娯楽に充てた人は前回比2.
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