【福島リポート特別対談】難病医療に学ぶこれからの災害医療 長谷川有史(福島県立医大教授)× 中島 孝(国立病院機構新潟病院院長) No.4898 (2018年03月10日発行) P.7 長谷川有史 (福島県立医大教授) 中島 孝 (国立病院機構新潟病院院長) 登録日: 2018-03-09 最終更新日: 2018-03-08 東日本大震災から7年が過ぎようとしているが、被災地の復興は道半ばだ。 新潟県中越地震と中越沖地震で被災し、中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原発の火災等の不具合を近隣病院として経験した神経内科医の中島孝氏(国立病院機構新潟病院院長)は、災害医療に難病医療のモデルを生かすことを提案している。そこで本誌は、連載「福島リポート」の特別企画として、福島県で原子力災害医療に従事する長谷川有史氏(福島県立医大教授)と中島氏との対談を実施。長谷川氏が新潟病院を訪れ、これからの災害医療