SOSの音、統一を=防犯ブザーもバラバラ-「迷わず行動できるよう」・消費者団体 2018年07月15日14時46分 さまざまなタイプの防犯ブザー。スマートフォン向けアプリもある 事件や事故、災害に巻き込まれた際に助けを求める「SOS」の音を統一しようと、消費者団体が動き始めた。多くの学校で子どもに防犯ブザーを配布しているが、その音色や音量はバラバラだ。関係者は「誰もが迷わず通報や救助ができるような音にしたい」とJISへの登録を目指す。 文部科学省によると、全国の小学校の約8割で防犯ブザーを配布している。子ども用携帯電話やスマートフォンのアプリにも同様の機能が搭載され、身近な防犯グッズとして定着してきた。 全国防犯協会連合会は2006年に「優良防犯ブザー推奨制度」を開始。「高音と低音を繰り返す音色」「音量は85デシベル以上」などの基準を示している。ただ、統一はされておらず、玩具やアラームの電