【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)は28日、子育てや介護の負担増大により、全世界で約6億人の女性が就業の機会を奪われているとの報告書を発表した。女性の社会進出を促進するためにも子育てや介護を補助する教育や福祉、保健などの産業への投資が必要だとしている。 高齢化の進展などで介護が必要な人が増える中で、対策を取らないと人手不足に陥り「子育てや介護が危機的な状況になる恐れがある」とも警告している。 報告書によると、2015年に世話や介護が必要な子どもや高齢者は世界に21億人いるが、30年には23… この記事は有料記事です。 残り279文字(全文530文字)
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