UDブック ユニバーサルデザインの「今」がわかるコラムホッとワクワク+(プラス) TOTOx日経デザインラボのコラムです。 事務所近くの明治神宮の前で 今回お話を伺ったのは、公共施設や交通関連施設などのサイン計画を手掛ける i Design(アイデザイン)のデザイナー、宮本佳子さんと上條友也さん。 サインは、広くて迷子になりそうな空港や駅などであっても、目的の場所までスムーズに導いてくれます。 言葉が書いていないのに行く方向が分かったり、要所で自然に目にサインが飛び込んでくるのはどうしてなのでしょうか? 2人のデザイナーが担当した成田国際空港やJR西日本の駅の表示を例にとって、その理由を解き明かします。 ―――i Designは60年も続く、サインデザインの老舗です。 御社の手がけているサイン計画の特長を教えていただけますか? 宮本: 弊社は、空港や駅などの公共施設のサイン計画を手掛けてい
鉄道の自由な利用が認められていない人がいる。ハンドル型電動車椅子を使う障害者らだ。国内には推計で約8万5900台あるが、電車利用には一定の制限があり、新幹線や特急に乗れるのは性能の基準を満たす証明がある数十台しかない。訪日外国人は無条件に使えないなどのルールもある。国土交通省は「このままでは東京五輪・パラリンピックを迎えられない」と見直しの検討を始めた。 2013年、仕事のためハンドル型車椅子で来日した米国人女性は、成田空港から京成電鉄の特急「スカイライナー」に乗ろうと事前申請したが認められず、在来線を乗り継いで東京に着いた。新幹線にも乗れず関西での会議出席も諦めた。08年に来日した際はJR東日本の「成田エクスプレス」でも同じような対応をされたという。
Google has added information regarding wheelchair accessibility to Google Maps. This means anyone who needs to know whether a specific location offers access to people in wheelchairs can find out simply by checking Google Maps. And it's all thanks to Google's famed "20% time". Google Maps is an absolute Godsend for everyone who ever ventures outside their front door. It allows you to plan routes,
観光庁は7日、障害者や高齢者など誰でも旅行しやすい環境の整備を目指す「ユニバーサルツーリズムの促進に向けたモデル事業」の支援先として、応募があった10地域の中から、札幌市など5地域を選定した。 観光案内所などにバリアフリー旅行相談窓口の機能を付加する取り組みや、観光案内所とバリアフリー旅行相談窓口が連携する取り組みなどを支援。モデル事業を通じて全国の観光地の参考になるような事例集をまとめる。 選定地域(カッコ内は事業実施団体)は次の通り。 札幌市(日本UD観光協会、北海道ユニバーサルツーリズム推進協議会)▽山形市(山形観光物産協会、山形県、山形バリアフリー観光ツアーセンター)▽埼玉県長瀞市(長瀞町観光協会)▽長崎市(長崎バリアフリー観光推進協議会)▽鹿児島県南さつま市(南さつま市観光協会)
全国の市区町村のうち、四月に施行された障害者差別解消法が求めた障害者の相談窓口を設置した自治体は、三割に満たないことが明らかになった。法施行後も差別的な対応が問題になっている中で、多くの障害者にとって相談できる窓口がない状況が続いている。 窓口の名称は「障害者差別解消支援地域協議会」。障害者団体、家族会、医師、学識経験者らで構成し、自治体が事務を担う。設置は義務ではないが、障害者の相談に応じるほか、法律の啓発を進める。 法律を所管する内閣府が施行半年後の十月一日現在でまとめた結果、全国千七百四十一市区町村のうち、協議会を設置したのは五百七だった。来年四月までの新たな設置予定も調べたところ、二百十五にとどまった。施行一年を迎えた段階でも、四割までしか設置が進まないことになる。 障害者が不利益を受ける問題は法施行後も続き、五月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の男性が国会に参考人として招かれな
厚生労働省では、障害者週間(※1)の平成28年12月3日(土)、ららぽーと横浜(横浜市都筑区)で身体障害者補助犬啓発イベント「身体障害者補助犬法ってなんだろう?」を開催します。 このイベントは、身体に障害がある方々の生活をサポートする盲導犬や介助犬、聴導犬の活動紹介を通じて、身体障害者補助犬法(※2)に関する国民の理解を深め、障害者の自立と社会参加の促進につなげることを目的に毎年開催しています。 当日は、補助犬の役割を紹介するデモンストレーションのほか、「補助犬との出会い、希望した理由」、「実際の生活」、「あなたにとって補助犬とは?」などをテーマに補助犬ユーザーによるトークショーを行います。参加費は無料で、誰でも自由に参加できます。 1.日時 平成28年12月3日(土) 1.11:30~12:30 、2.14:00~15:00 (2回開催) 2.場所 ららぽーと横浜 サウスコート1階
静岡県警は17日、2人乗りの二輪タンデム自転車を12月1日から県内の公道で走行できるようにすると発表した。2020年の東京五輪・パラリンピックの自転車競技が伊豆市で開催されることなどを踏まえた措置で、解禁は都道府県別で14番目。2人でこぐため息をぴったり合わせれば楽に走れるほか、視覚障害者の行動範囲を広げる手段としても普及が期待される。 二輪タンデム自転車は二つのペダルとサドルを備えた乗り物。2人が前後に並び、協力してペダルをこいで走る。後ろに乗る人はハンドル操作の必要がないため、視覚障害者らが後部座席に乗って楽しむこともできる。 公道走行は県道路交通法施行細則で禁止されているが、障害者競技団体などから解禁を求める声が上がり、安全性が確認できたとして改正に踏み切る。タンデム競技はパラリンピックの正式種目。
今年度、開校40周年を迎えた市立和田中学校(福田洋一校長)は11月1日、シドニーパラリンピック男子車椅子バスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志さんを招いて記念授業を行った。 同校は、五輪・パラリンピックで活躍したトップアスリートを招き、講演や交流活動を通して、生徒が未来への夢や希望を持ち、目標に向けて努力しようとする態度を育むことを養ってもらおうと、40周年記念企画として特別授業を計画。10月には、バレーボール元アメリカ代表として五輪で活躍したヨーコ・ゼッターランドさんを招いて授業を実施した。 今回講師に招いたのは、日本財団パラリンピックサポートサンターが主催し、全国で「あすチャレ!School」の講演等を行っている根木慎志さん。根木さんがデモンストレーションとしてドリブルやシュートを披露すると、その速さなどに会場から感嘆の声があがった。また、生徒たちも競技用の車椅子を使ってミニゲー
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