UDブック ユニバーサルデザインの「今」がわかるコラムホッとワクワク+(プラス) TOTOx日経デザインラボのコラムです。 事務所近くの明治神宮の前で 今回お話を伺ったのは、公共施設や交通関連施設などのサイン計画を手掛ける i Design(アイデザイン)のデザイナー、宮本佳子さんと上條友也さん。 サインは、広くて迷子になりそうな空港や駅などであっても、目的の場所までスムーズに導いてくれます。 言葉が書いていないのに行く方向が分かったり、要所で自然に目にサインが飛び込んでくるのはどうしてなのでしょうか? 2人のデザイナーが担当した成田国際空港やJR西日本の駅の表示を例にとって、その理由を解き明かします。 ―――i Designは60年も続く、サインデザインの老舗です。 御社の手がけているサイン計画の特長を教えていただけますか? 宮本: 弊社は、空港や駅などの公共施設のサイン計画を手掛けてい
厚生労働省は4日、障害のある子どもを放課後や休日に預かる「放課後等デイサービス」について、職員に障害児の支援経験を求めるなど、事業運営の条件を4月から厳格化する方針を固めた。利益優先の事業者による報酬の不正受給や、テレビを見せるだけでほとんどケアをしないといった事例があるため、不正防止や質確保を図る。 放課後デイは、学童保育を利用しづらい障害児(6~18歳)に専門的な支援をする居場所として2012年度に制度化された。施設数が急増しており、全国約8400カ所で約11万人が利用している。
認知症や知的障害などで判断能力が十分でない人の代わりに財産管理などを行う成年後見制度の利用促進に向けて、内閣府の有識者委員会は20日、意見書案を大筋で了承した。多発している後見人による横領を防ぐため、預貯金を引き出す際に第三者が関与する仕組みづくりを求めた。 政府は意見書案を参考にして、来年3月に成年後見制度の利用を促進する基本計画を閣議決定する予定。 意見書案では、後見人が預貯金を引き出す際に弁護士や司法書士らが務める「後見監督人」の押印を条件とするといった不正防止策を盛り込むことを求めた。後見人による不正は2015年に521件発生し、被害総額は約29億7千万円にのぼっている。 また、地域の福祉や医療、司法の関係者が連携して、後見人や利用者を支える仕組みづくりなども求めている。(水戸部六美)
じゃらん、旅行先のバリアフリーに関する調査結果を発表 [株式会社リクルートライフスタイル] 車イス・足腰が不安な方も91.7%は旅行がしたい! 障壁は情報不足!? 株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)が企画・編集を行う旅行情報誌『じゃらん』は、足腰に不安を抱える方やその家族、友達を対象に、旅行先のバリアフリー対応に関して調査を実施しましたので、その概要をお知らせいたします。 また足腰に不安を抱える人も安心して旅行に出かけられるよう、宿の館内・部屋をを360度ぐるっと見渡せるVRスコープ(R)をつけた『車イス・足腰が不安な方の じゃらんバリアフリー旅』を2016年11月18日(金)に発売し、秋~年末年始のおでかけを訴求してまいります。 アンケート概要 ◆足腰に不安を抱えている人の91.7%は旅行したいが、約半数が旅行をあきらめている 旅
日本弁護士連合会(日弁連)は11月16日、電動車いすで航空機に搭乗することを拒否したことは人権侵害にあたるとして、マレーシアの航空会社でエアアジア社の関連会社である「エアアジアX」に11月10日付で警告書を発したことを発表した。 日弁連によると、身体に障がいがあり、電動車いすを利用している日本人男性が2014年3月、関西国際空港発クアラルンプール国際空港行の航空機に搭乗しようとしたところ、同社の係員から重量制限を理由に車いすの預かりを拒否され、航空機に搭乗できなかった。 航空券を予約する段階で電動車いすの情報を伝えていたが、その段階では何も注意はなかった。また、男性はこれまでも他の格安航空会社(LCC)をよく利用していたが、車いすの持ち込みを拒否されたことはなかった。その後、男性は日弁連に対して人権救済の申し立てをおこなった。今回の警告書はその申し立てに基づくものだ。 日弁連は、エアアジア
Appleは新型MacBook Proを発表した「hello again」イベントの冒頭で、非常に重要なアナウンスをした。それは、「アクセシビリティ」のウェブサイトの立ち上げと、事例の紹介だった。 アクセシビリティは、Mac、iPhone、iPad、Apple TV、そしてApple Watchといったハードウェアと、iOS、macOS Sierra、tvOS、watchOSといったソフトウェア全般に搭載されている機能だ。 それぞれのデバイスとソフトウェアの標準的な機能として、キーボードとマウスやトラックパッド、タッチディスプレイなどを利用できないユーザーに対しても、テクノロジを味方につけることができる使い方を提供している。 Appleは10月27日に英語のウェブサイトを立ち上げているが、11月8日、日本語版のウェブサイトを公開した。 脳性麻痺でもAngry Birdsで遊べる!--スイッ
認知症や知的障害などのため判断能力にハンディのある人の財産や権利を守るのが成年後見制度である。この制度の利用を促進する法律が通常国会で成立し、内閣府の委員会で具体的な方策が議論されている。 認知症の人が増加し財産侵害などの被害は多発している。制度の重要性を国民が理解し、後見人の担い手を増やすことは必要だ。不正防止のため家庭裁判所を補完する機能の強化、親族や市民後見人を支援する仕組みの導入など、委員会では大事な改善策が検討されている。 しかし、現行制度が抱える根本的問題については議論が足りない。後見人には認知症や知的障害のある被後見人の意思を尊重する義務が法律で定められているが、判断能力にハンディがある人の意思をどうやって尊重するかが現行制度には何も定められていないのだ。 たとえ後見人が認知症や知的障害の特性を理解しておらず、本人の意思に反する判断をしたとしても、誰もチェックできていない。財
滋賀県湖南市社会福祉協議会の嘱託職員が、認知症の人や知的障害者に代わって管理していた預金通帳から現金を引き出した問題で、同県警甲賀署は18日、窃盗と詐欺の疑いで同市岩根の元嘱託職員、牧田聡美容疑者(48)=懲戒解雇=を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は、6月29日、同社協の金庫から管理していた対象者の通帳1通と印鑑1本を盗み、同市内の金融機関の窓口で預金払い出しの承認を得ているように装って、現金11万円をだまし取ったとしている。 同社協によると、牧田容疑者は、認知症の人や知的障害者などの預金通帳を本人に代わって管理する「地域福祉権利擁護事業」に携わり、約30人の生活支援を担当していた。 9月下旬に利用者の書類整理などを行っていた際、通帳に不審な入出金があり発覚。今月に入って同署に被害届を提出し、17日に懲戒解雇していた。同社協は、牧田容疑者が男女5人の口座から計約210万円を着服して
江之浦ダイビングサービスアクアランド(小田原市江之浦)で9月25日、「バリアフリーダイビングツアー」が開催され、障害のあるダイバーがサポートダイバーやボランティアスタッフと共にダイビングを楽しんだ。主催は、小田原市漁業協同組合、江之浦海業センター、小田原市、神奈川県などで構成される江之浦漁港バリアフリーダイビングイベント実行委員会。 ダイビングを楽しんだ障害のあるダイバーとボランティアスタッフが笑顔で海から上がってくる 神奈川県が推進するシープロジェクト「Feel SHONAN」の一環としておこなわれた同ダイビング。障害のあるダイバーや高齢者ダイバーに、神奈川の海に親しむ機会を提供し、江之浦の魅力を体感してもらうことを目的にして開催。スキューバダイビングという海中スポーツの「楽しさ」や「喜び」や「感動」を通して心身のリハビリテーションに役立たせてもらうことを目指している。 開催にあたり、海
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く