株式会社オトングラスは、文字を音声にして読み上げるスマートグラス『OTON GLASS』の開発費用の調達と多くの視覚障がい者の方々に『OTON GLASS』を届けることを目的としたクラウドファンディングプロジェクトを、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」上で本日より開始した。 『OTON GLASS』は、文字を読むことが困難な人のために開発されたスマートグラス。視点と同位置にあるカメラで撮影した文字を、クラウド上の文字認識技術でテキストデータに変換し、文字を音声として再生することで、ユーザーはその内容を理解することができる。 メガネ型であることで、文字に顔を向けるという自然な所作で文字を読み上げてくれる。OTON GLASSをかけて、文字を見た状態でフレームにあるボタンを押すと、文字を読み上げてくれるという仕組みだ。 今回のクラウドファンディングを通じ、多くの視覚障が
JR九州が3月のダイヤ改正に合わせて大分市内の8駅を無人化する計画について、視覚障害者や弁護士らでつくる「だれもが安心して暮らせる県をつくる会」は12日、市内で集会を開き、同社に計画の白紙化を求めることを決議した。 同社は日豊線と豊肥線の計8駅を無人化し、すでに無人の2駅と合わせた計10駅を、遠隔地で安全を確認する「スマートサポートステーション」とする計画を示している。 集会には市民ら約180人が参加。同会の共同代表を務める徳田靖之弁護士が障害者基本法や県条例などを挙げ、「誰もが安心して暮らせる社会づくりの動きに逆行する計画。無人化の白紙撤回を強く求めましょう」と述べた。共同代表で視覚障害のある湯沢純一さんは「無人化や減便で、障害者の行動が制限されたり、安全が脅かされたりし、日常生活に大きな影響が出る」と強調した。 続いて、駅無人化と列車の減便計画を白紙に戻すよう求める決議案を採択した。同
物販イベントの出展ブースで商品を購入した客が、「障害を抱える妹が間違って買った」ことを理由に、出展者に返品・返金対応を要求した。 一度は応じようとした出展者だが、最終的に「障害者の妹」の話は「嘘」であり、その客は「転売スクールの課題の一環」で購入したという。「転売スクール」とは何か。J-CASTニュースは事の顛末を出展者に聞いた。 「重要な話しですので、弁護士さんを雇いました」 インターネット通販で自身のアクセサリーブランド「JISS」を展開する森愛純さんは、2017年11月11~12日に開催されたアートイベント「デザインフェスタ」にブースを出展、商品を販売した。森さんが例の客とかかわり合うことになったのは、このイベントだ。 ことの成り行きは、18年2月4日以降の森さんのツイッターに書かれている。 まず客は、JISS側にこう送信してきた。 「私の障害を抱える妹が、11月のデザインフェスタで
聴覚障害者が手話で通話できる公衆電話ボックス「手話フォン」が5日、JR明石駅前(兵庫県明石市)の複合施設「パピオスあかし」に設置され、式典が開かれた。事前登録不要で、午前8時〜午後9時に無料で利用できる。昨年末の羽田空港(東京)、筑波技術大(茨城県つくば市)に続いて3カ所目の設置だが、自治体の協力による導入は全国で初めて。 手話フォンは、日本財団が聴覚障害者向けに提供している電話リレーサービスを活用。聴覚障害者がボックス内のテレビ電話を操作し、画面に映ったオペレーターに手話で用件を伝える。オペレーターが相手先に電話し、得た情報を手話で利用者に伝える仕組み。 式典には福祉団体の関係者や聴覚障害者ら約100人が参加。明石市の泉房穂市長は手話を交えながら「手話でのコミュニケーションがいつでもできる社会に変われば、聴覚障害者の暮らしがもっと良くなる。手話フォンをどんどん使ってください」とあいさつし
発達障害、療育グッズで支援=元編集者が販売サイト開設 発達障害がある子どもの療育グッズ販売サイト「トビラコ」を立ち上げた平野佳代子さん=12日、東京都大田区 発達障害の子どもやその家族を支えようと、東京都内の元編集者が療育グッズの販売サイトを立ち上げた。周囲の理解をなかなか得られず孤立しがちな発達障害児だが、「安心して暮らすための手伝いができれば」と新たな商品の開発にも取り組んでいる。 【特集】発達障害の夫、カサンドラな妻 子育て雑誌の編集者だった平野佳代子さん(60)が運営するサイト「トビラコ(https://tobiraco.co.jp)」では、生活や学習の場で役に立つ道具を掲載している。姿勢良く座ったり正しく鉛筆を持ったりできるデスクマットや、服をきれいに畳める練習ボードなど、特別支援学校の教員らの助言を得て開発した商品を販売。平野さんは「小さな達成感の積み重ねが成長につながる」と話
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。 国民生活センターでは、消費生活センターにおける障がい者対応に関する課題を検討するうえでの基礎資料とするため、全国の消費生活センターを対象に、障がい者の消費生活相談への対応や啓発事業の実施などに関する現況調査を行いました。 また、上記アンケート調査に加えて、実際にどのような取組が行われているかを把握するために、特徴的または先進的な取組を行っている消費生活センターに協力を依頼し、ヒアリング調査を行いました。 調査概要 調査地域・対象:全国の消費生活センター 796カ所(注) 調査方法:調査対象の消費生活センターに調査票を郵送し、郵送にて回収 有効回収数:717、有効回収率:90.1% 調査時期:2017年6月 (注)消費者庁「平成28年度地方消費者行政の現況調査」(平成28年11月)による平成28年4
高齢化が進む日本において、福祉車両の需要増加は今後も一段と高まると見られている。新型車のデビューに合わせた福祉車両の設定は、国内メーカーは当たり前となってきている。福祉車両は、より使い勝手がよく優れた仕上がりのものが続々と登場してきている。 株式会社ケイワークス(愛知県豊橋市・黒田 功代表)の福祉車両キャンピングカー『Live』が新型となって登場する。キャンピングカー『Live』は、アウトドア、外遊びなどのレクレーションを目的に出かけた先でも、介護スペース(ベッド・吸痰・冷蔵庫・食事のミキサーなどの電源バッテリー・手洗いなどに使うシンク)が常に確保できるため、いつでも気兼ねなく家族とともにアウトドアが楽しめる「福祉車両キャンピングカー」と位置づけている。もちろん車中泊を伴うクルマ旅も可能となっており、健常者が使用する場合でも不自由さを感じないクルマに仕上がっている。 ◆バージョンアップした
慣れない環境のもとではパニックなどを起こす不安があるとして空の旅を諦めていた発達障害のある子どもとその保護者に、旅客機の搭乗手続きなどを体験してもらう取り組みが国内では初めて成田空港で行われました。 今回の取り組みは、成田空港会社と全日空が発達障害のある人などで作る団体の呼びかけに応じて国内の空港では初めて行い、合わせて54人の子どもとその保護者が参加しました。 発達障害の子どもを安心させるためには、丁寧に説明しリラックスしてもらうことが大切だということで、搭乗前の保安検査では、航空会社のスタッフが「危険なものが紛れ込んでいないか見つける大切な作業です。驚かないで検査を受けてください」と伝えていました。 また、旅客機に乗ってもらう体験では客室乗務員がシートベルトのつけ方やトイレの使い方について説明したあと、実際に空港内で機体を走らせました。客室乗務員は優しく声をかけながら、子どもたちが揺れ
シャンプーとリンスを区別するための側面にあるきざみは、花王が作ったものだとするまとめサイトの議論に注目が集まっている。 花王はアイデアを製品化しただけでなく、他社製品にも広めるべく権利を開放、この取り組みを好意的に評価する声が上がっている。 消費者の声から「きざみ入り容器」の開発に着手 「シャンプーのボトルのギザギザが普及した理由は、最初に考案した花王さんの素晴らしい対応にあった」という2017年9月1日のツイッターに始まり、Togetterまとめでは、この話題で4日現在、閲覧数は24000を超えている。 花王の公式ホームページによると、「洗髪時に目をつむっていても区別がつくようにしてほしい」「目が不自由なので容器に工夫をしてほしい」といった消費者からの要望があったようで、1989年から容器の研究をスタートさせたという。 洗髪時や障害で見えない状態でも、シャンプーだと「触ってわかる」ように
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
カードゲーム「UNO」を販売する米玩具メーカーMattelが、色覚障害者向けの「UNO ColorADD」を発売しました。価格は5.99ドル(約650円)。 UNO ColorADD 色覚障害者のアクセシビリティを推進する団体ColorADDと協力してデザインしたもの。どんなタイプの色覚障害でも色が分かるよう、赤、青、緑、黄色の色を表すColorADD独自の記号をカードの左上と右下に配置しています。 UNO ColorADDのカード ColorADDは「われわれの色記号は、文法学校や公共交通機関、病院、色えんぴつといった日用品などに取り入れられてきた」とし、UNOとの提携でより多くの人に使命を伝えられ、見落とされがちな色覚障害に対する意識を高められると述べています。 ColorADDの色記号(ColorADDのWebサイトから) advertisement 関連記事 カードゲームの「UNO
都立多摩桜の丘学園(多摩市聖ケ丘1丁目、山本優校長)の知的障害教育部門の生徒が6日、地元のスーパーマーケットで購入した品物を客の自宅まで運ぶ買い物支援の実習を本格的に始めた。重い荷物を運ぶのが大変な高齢者らの手助けと、自立をめざす生徒の職業教育とを兼ねた取り組みだ。 この日実習したのは、高等部1年生の6人。学校から徒歩10分ほどの小型食品スーパー「ビッグ・エー」を訪れた高齢者らに「荷物を運ぶのをお手伝いします」と声をかけた。申し出のあった買い物客の商品を持ち、2人1組で客の自宅まで一緒に歩いた。引率の先生も同行した。 近くの団地の3階に住む古田邦枝さん(77)はコメ5キロに1リットル入りのペットボトル、洗剤、野菜などを運んでもらった。「重たい物を持って階段を上がるのは大変。助かりました。ありがとう」と笑顔を見せた。 実習を終えた若井健太朗さん…
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