「団塊ジュニアは、多数の中に埋没することを運命づけられた世代である」「一貫していたら生き残ることができないことを、変化の大きい世界を肌で感じながら学習してきた」と、脳科学者・中野信子さんは語ります。そもそも脳は一貫している方がおかしい……初の自伝『ペルソナ 脳に潜む闇』(講談社現代新書)から「はじめに――わたしは存在しない」を特別公開します。 無駄を肯定するということ どの本を読んでも、「中野信子」が見えてこない、と言われることがある。 それはそうだろうと思う。どちらかといえば、むしろ像がブレるように作っているところもある。そこまで読み込んでくださっている人がいるのは光栄なことだ。 モザイクのように出来上がっている中野信子の姿を、何がしたいのかよくわからない、といってお叱りいただくこともある。が、そういうその人こそ、何がしたいのかよくわからない。 とりあえず、目につく存在に文句を言って一過
ホーム / ニュース・記事 / アメリカ美術館の給与水準、盗まれたクリムト絵画が出現、村上隆インタビューなど:週刊・世界のアートニュース いま、世界のアート界では何が起こっているのか? ニューヨークを拠点とする藤高晃右が注目のニュースをピックアップ。今回は、10月17日〜23日のあいだに世界のアート系メディアで紹介されたニュースを「トップニュース」「コロナ禍での美術館、バレエ」「できごと」「今年の受賞」「アートマーケット」「おすすめの本、ポッドキャスト、ビデオ」の6項目で紹介する。 アレクサンドル3世橋からのぞむグラン・パレ 出典:Wikimedia Commons(Eric Pouhier) トップニュース ◎全米美術館の給与水準 今年の5月頃、アート業界の給与水準が低いことを批判して多くの業界人がパブリックなGoogleスプレッドシートに匿名で自分のポジション、性別などとともに給与を共
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く