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ブックマーク / imo.cocolog-nifty.com (6)

  • 秀英体100: 芋づる式に

    DNP五反田ビルで行われたトークショー「秀英体 平成の大改刻の道のり」に行ってきた。 出掛ける前に『秀英体研究』を眺めていたので、扉裏にあるスタンリー・モリスンの警句が会場のスクリーンに映されていて、おおっと思った。片塩さんのお話は、そのことばに触れることからはじまった。 『秀英体研究』の最終章は「秀英体、平成の大改刻へのすすめ」だ。このときの調査の結果である「秀英体活字調査報告書」は、書籍化された『秀英体研究』の4倍程度の量があったそうな。 片塩さんのお話は所定の時間をオーバーしていたようだが、まだまだ話し足りないのではないかという印象。「機械の話をするとみな嫌がる」とおっしゃっていたのが印象的だった。

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    schrift 2011/01/21
  • 芋づる式に: こぶりな_2

    「こぶりな」で検索して訪れるひとがチラホラいるようなので、補記を。 実は以前、第1回の「もじもじカフェ」の場で、その日のゲストだった字游工房の鳥海さんに尋ねてみたことがある。「詰め組みに適してるって変じゃないですか?」と。結構前のことなので記憶がおぼろげなのだが、鳥海さんの答えは「自分たちは、特にそういったことを推奨してはいない」とのことだった。凸版印刷か大日スクリーンが、そのような「売り」としていたようだ。 あとは、こぶりなゴシックがリリースされる過程を話されていた。そもそもは、当初の「凸版印刷のエクスクルーシブフォント」という世への出方も決まっていない状態で、字游工房のオリジナル書体として制作されていたそうだ。それを凸版印刷だったか大日スクリーンの方が見て、凸版印刷の書体として制作を進めることになったそうだ。 ↑当日いらした方など、誤りがあったらご指摘をお願いします。 あと、その後

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    schrift 2009/04/01
  • 芋づる式に: 書体のデジタル化

    マイコミの『フォントブック 和文基書体編』を眺めていて、気付いたこと。 82、378、1036ページに掲載されている精興社書体のアウトラインが、非常に汚い。文サイズだと気付きにくいが、拡大されたものはひどい。1036ページの説明によると、既にオープンタイプ化もされていて、社内システムにおいて運用されているという。 活版から写植、CTS、DTP化するどこかの過程で、手間をかけずに変換してしまったのだろう。一般に販売されておらずユーザーでもないので、いちゃもんを付ける筋合いではないが、精興社書体がこんな状態なのは寂しい限りだ。 精興社書体ではないが、写植の文字盤も精度の粗いものがあると聞いたことがある。他には、かつて府川さんが推していた「岩田真明朝体」のアウトラインが破綻しているのを示した画像を、ネット上のどこかで見たことがある。 活字を文字盤にしたり、文字盤をアウトラインデータにする際

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    schrift 2009/03/16
     精興社タイプ他について「活版から写植、CTS、DTP化するどこかの過程で、手間をかけずに変換してしまったのだろう」。少なくとも精興社タイプは意図的にそうしている。…という説明が自社HPにあったはず。
  • 芋づる式に: こぶりな

    近しいひとが「こぶりなゴシック」の購入を検討しているとのことなので、複数所有していた「こぶりなブックレット」を差し上げることにした。 しまっていたものを引っ張り出したついでに、改めて読んでみた。書体自体とこのブックレットは、うっとりするほど美しい。が、ちょっと気になる点があったので。 「こぶりなゴシック」はその名にもあるように、仮想ボディに対しての字面が小さめに作られている。かつて、仮想ボディいっぱいにデザインされた書体ばかりが流行ったことがあった。そういった書体へのアンチテーゼの意味合いがあるのかは分らないが、控えめながら素直で明るい印象だ。ベタで組めば、そういった印象がそのまま版面の印象となる。 しかし「こぶりなブックレット」では、「詰め組みに適した書体」と繰り返されている。そんなのは全く売りでもないのではないかと思い、かつてはかなり変な気分になった。だって「パラつくから詰める」とい

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    schrift 2008/10/02
     一歯詰め
  • 芋づる式に: 秀英体_3

    これも時間が経ってしまったが、報告。 大日印刷の秀英体展示室へ訪問する機会をいただいた。周囲に募った結果、都合11人のプチ団体で訪問。詳細は、同行されたLUFTKATZEさんのブログに(勝手に)任せ、それ以外のことをいくつか。 オープンタイプフォントとして発売されることが発表された秀英体だが、まだまだ漢字を用意するのに時間がかかるようだ(現状は第二水準まで→細明朝の場合か?)。制作に当たっては某有名どころが協力しているとのことなので、品質については安心してよさそう(個人的にはモリサワの秀英3・5号かなは、あまり出来がよくないと思う)。 展示スペースの表示は秀英体。流されていた映像のテロップも、やはり秀英体。いちいちカッコいい。文用の細明朝も、意外とサイン文字としていけるような。初号は侍のようなたたずまいだ。惚れ惚れ。 我々の見学には、秀英体プロジェクトのSさんが立ち会い、とても詳しく

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    schrift 2007/07/20
  • 芋づる式に

    理由はウェブフォントを使いたかったから。ココログでもできるがコスト増になるので……。 LETSに加入していると、FONTPLUS for LETS PUTKというのが追加料金無しで利用できる。FONTPLUSのLETS加入者版で、 フォントワークスコレクション日語書体(花風フォント7書体を除く)/260書体 FONTPLUS専用フォントワークスUDフォント/9書体 白舟書体コレクション/51書体 欧文フォントコレクション(一部)/487書体 が利用できるとのこと。 これまでの記事はココログから書き出して、さくらのブログに読み込んだ。記事中の自ブログへのリンクが移転先には置き換わらないようだが、簡単にできた割には上出来。 移転先は以下。 芋づる式に(新) [追記] 上記の「書き出し→読み込み」で、いただいたコメントも移転先にコピーされました。勝手に移していいものか少し躊躇するところではあり

    芋づる式に
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    schrift 2007/06/13
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