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ブックマーク / memo7.sblo.jp (3)

  • 「知識の相関図」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Maps of Knowledge" の日語訳である。 知識の相関図  Maps of Knowledge 現代科学の諸分野の相関図は、従来は学術論文相互間の引用状況に基づいて作成されていた。引用というのは、同じ研究主題あるいは関連した主題に関する以前の論文を参照する補足情報である。引用は投稿論文のリンク(つながり)と等価である。それによって出典の情報源に到達できる。引用の数はこのようなリンクを主題ごとに分類した集計結果を示している。相関図作成ソフトウェアを使って、リンクの状況を表示することができる。その一例を示す。 リンクによる相関図 このような科学内部の相互関係を表現する新しい方法に関する研究が最近公表された。つながりを図示するかわりに、この新手法ではクリックを図

    「知識の相関図」
    schrift
    schrift 2009/04/12
  • 「技術の民族性」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Ethnic Technology" の日語訳である。 技術の民族性  Ethnic Technology 何かの技術が発明されて、それがどうして世界中のあらゆる所に広まらないのか不思議である。たとえば、農具の犂(すき)、腰帯機(こしおびばた=織機)、建築の飛び梁、その他何千もの古代の発明は、完成した後、なぜ世界中に普及しなかったのだろう?もしそれが当に優れたものならば、その便益が情報と同じ速度で他の文化へ波及していかないのはなぜか?価値のある発明であれば、百年か二百年もたつうちに、山や谷を越えて伝わっていくはずだ。考古学上の遺物によれば、交易は着実に移動しているのに、技術革新はそうでないことがわかる。同じような資源、地理、気候、文化の場所であったとしても、技術の分

    「技術の民族性」
    schrift
    schrift 2009/03/31
     「技術は今後も民族や社会ごとに独自の選好を示し続けるはずだ。集団あるいは個人は、単純な理由でいろいろな種類の技術を拒絶する。その理由とは、みんなが受け入れているから。あるいは、自己概念と衝突するから
  • 「グーグル方式の科学」 - 七左衛門のメモ帳

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "The Google Way of Science" の日語訳である。 グーグル方式の科学  The Google Way of Science ペタバイトレベル以上のきわめて大規模なデータベースができると、人間の学習方法が変わってしまいそうな予感がある。今までの科学の方法では、仮説を構築して観察したデータに合致させる、あるいは新しいデータを集めるということをしていた。そこには数多くの観察がある。どのような理論であれば、今までのデータをうまく説明することができて、そこから次の観察結果を予想できるのか? きわめて大量のデータがあれば、理論の部分は省略して、いきなり観察結果を予想できるかもしれない。グーグルは早くからそのことに気づいていた。たとえば、グーグルのスペルチェッ

    「グーグル方式の科学」 - 七左衛門のメモ帳
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    schrift 2009/01/05
     「莫大なデータの相関から問題を解決する相関分析法では、十分な相関があれば良い場合があるので、モデルや理論の理解がなくても正しく動き・利用できる。この方法を科学ではData Intensive Scalable Computationと呼ぶ。」
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