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ブックマーク / pcc.karpan.net (2)

  • Diary / + PCC + / 文字の蠱惑について

    文字の蠱惑について われわれの文字生活において絶えずさらされてゐるものに書體の蠱惑がある。 かう書くと、そんなことが一般的にあるのだらうかと疑問にすることがあるかもしれぬ。しかし、ゴナと新ゴとの違ひになんの蠱惑もないとしても、文字の「線」に潛むさそふ力は書體にあるとせねばならぬ。それは文字は書體をまとふがためである。 デザイナーが、或は編輯者がうつかりもらす書體についての感想はこの蠱惑にやられてしまつたものとみてよい。さらに研究者が書體の機能を安易に斷じてしまふのもこの蠱惑に目をつぶされてしまつたからにほかならぬ。かのごとくわれわれは書體を衣裳のやうに思ひちがひ、恥知ずの駄文を日夜かきいそしむ。 だから、かやうな毒は最後まであぢはひつくさう。致死量に滿足しないことにしよう。あらあらと死ぬやうなことは仕方がないからである。 23:55

    schrift
    schrift 2007/05/14
  • Diary / + PCC + / もじもじカフェ第5回

    もじもじカフェ第5回 昨日買つたを記さぬままに今日を迎へたのでいま記す。 森田良行・村木新次郎・相澤正夫編『ケーススタディ日語の語彙』おうふう、1989.1。 けふはもじもじカフェ第5回であつた。感想といふか字源研究についておもふこと――字が生まれる瞬間を寫眞で取ること、立會ふことは可能なのか、といふこと。そしてまたそれは不可能であらうといふこと。 文字を生出すのははじめて書かれた一文字がすべてを引出すのであつて子供が増えるやうに生まれるといふことはないのではないか。 センセイおやすみなさい。I♥NYのTシャツ、けっこう似合ってましたよ。風邪がすっかりなおったら、飲みましょう。サトルさんの店で、もう秋だからあたたかいものをつまみに、飲みましょうね。 23:55

    schrift
    schrift 2007/02/12
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