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前回までの記事で取り上げた20世紀初頭の建築家、アドルフ・ロース。彼の「装飾は罪悪である」という過激な主張を経て、建築におけるモダニズムは「時代にふさわしい装飾を求める方向」から「装飾を余計なものとして排除する方向」へと大きく変化していきました。では、そもそもモダニズムとはどのようにして始まったのでしょうか。 その起源は、ウィリアム・モリス(1834~96)がイギリスで起こした「アーツアンドクラフツ運動」である、というのが通説になっています。アーツアンドクラフツ運動はイギリスに留まらず西欧の他の国々、北欧やロシア、さらにアメリカや日本にまで広く浸透し、各国のデザインに影響を与えました。モリスの活動が土台となって、フランスにはアール・ヌーヴォー、ドイツにはユーゲントシュティールやドイツ工作連盟、日本では柳宗悦を中心とする民芸運動が生まれました。 しかし、イギリスでの運動が全く同じように海外で
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