パンデミックから1年。いち早く感染拡大した武漢はいま、“新型コロナを克服した街”として観光客でにぎわい、その闘いを称える展覧会も開催。さらに経済も復調の兆しを見せている。その一方、複雑な思いを抱えているのが、新型コロナで家族を亡くした遺族たちだ。政府の初動の遅れがあったから、多くの市民が犠牲となったのではないか。そう訴える遺族らは当局の監視対象に…。徹底した感染対策でウイルスの封じ込めを行う中国。武漢のありのままの現実をネット上で日記に綴ってきた作家の方方氏は、私たちの取材にこう答えた。「中国人は自由と命を天秤にかけて、命を選んだ」と。パンデミックは世界に何をもたらしたのか…武漢の知られざる光と影から考える。
ズラリと並んだUマチックテープ!あわせて41本。 すべて背表紙には1975年放送の大河ドラマ『元禄太平記』のタイトルが書かれています!大河ドラマは第1作『花の生涯』(1963年)から『花神』(1977年)までは残っていないものがほとんどで『元禄太平記』がもし見つかれば大・大発掘です! 提供してくださったのは、この方… 歌手の三善英史(みよし えいじ)さんです!1972年に「雨」でデビュー、 誰もが口ずさむ大ヒット曲となりました。その三善さんが『元禄太平記』をはじめ昔のNHKの番組を録画したテープをお持ちだという情報を入手。各地でのコンサートにお忙しい中、12月はじめにご自宅にお邪魔いたしました。ご協力、本当にありがとうございました! ご自宅の部屋の一角の本棚に、積み上げられたビデオテープが…! 背表紙に『元禄太平記』と書かれた大量のテープ!プロジェクトのスタッフは大興奮! 『元禄太平記』は
2019年11月24日 「川島もオリンピックを成功させたい一人なんです」 圧倒的な存在感を見せつけた“政界の寝業師”川島正次郎。常にナンバー2として政界に君臨し、時代を動かした川島を演じる浅野忠信さんに、役作りや大河ドラマについてうかがいました。 政界の「寝業師」「策士」と呼ばれる川島正次郎は、田畑政治にとって難敵となる存在。今まで数多くの“悪役”を演じてきて感じるのは、はなから誰かを陥れようとしているわけではないのだなということでした。川島もあくまでオリンピックを成功させようという目的のために動いている。オリンピックは国際社会で日本の株を上げるために利用できると考えたのでしょう。そのために、本当に力のある人を見極める役割を担ったのだと思います。 彼の行動は、「俺みたいな男が突然現れて、君たちはどう振る舞うのかな」という試練を田畑らに与えているようなもの。「僕についてこられるならばオリンピ
イカを数えるときの助数詞には、「杯(はい)」があります。「杯」は、「木」と「不」が組み合わさってできた漢字です。「不」は、花の「がく」の形で、ふくらむという意味であることから、ふくらみのある器を表します。(『新潮日本語漢字辞典』) 『数え方の辞典』(小学館)によれば、イカの胴体も、イカ飯やイカどっくりにできるような形をしていて、漢字の「杯」のイメージにぴったりなので、「杯」で数えるようになったといいます。魚屋さんの店先では「イカ○杯で△△△円」などの看板を目にします。 しかし、「杯」で数えるのは、食材として市場に出回っているイカに限り、イカを生き物として扱う場合は、「匹」を使うのが一般的です。水族館の水槽で泳ぐイカには、「杯」はあまりふさわしくありません。 ダイオウイカの場合も、その大きな身体と深海での生態が注目され、主に生き物として話題になるイカなので、「匹」を使うほうが違和感がないでし
「ヴ」 皆さんは、この文字、発音を普段どれくらい使っているだろうか? この春、世界からこの「ヴ」が消えようとしている。 といっても国名の話だ。 「セントクリストファー・ネー『ヴ』ィス」というカリブ海の国の名前が「セントクリストファー・ネービス」に、そして「カーボ『ヴ』ェルデ」というアフリカにある島国が「カーボベルデ」に変わる。これで日本語の国名からは『ヴ』がなくなるのだという。 なぜ変わるのか、そもそも外国の日本語名ってどうやって決めているのか。そんな外国にまつわる日本語の不思議を探ってみた。 (政治部・外務省担当 小泉知世) 国名ってどうやって決まるの? 「ヴ」の消滅を知ったきっかけは、1月から始まった通常国会だった。 この国会に外務省が提出している唯一の法案が「在外公館名称位置給与法」の改正案だ。 この法律は、海外にある日本の大使館や総領事館の名前、それに海外で働く職員の手当などを定め
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2014年12月04日 (木)クローズアップ現代「"読書ゼロ"急増の衝撃」(仮) (12/10ほか) 最近の社会世相問題や注目のトレンドなどを、ドキュメンタリーと解説者のトークを絡めてお伝えする情報番組 クローズアップ現代 。今回のテーマは「現代人の“読書ゼロ”」です。 9月、文化庁が衝撃的な調査結果を発表しました。調査した2000人のうちおよそ半数(47.5%)が、「1か月に1冊も本を読まない」と回答したのです。勉学にいそしんでいるはずの大学生も、40%が1日の読書時間が“ゼロ”という別の調査結果もあります。 「“読書ゼロ”の影響は深刻」と指摘しているのが、人と情報の関わり方を研究している筑波大学の逸村裕(いつむら・ひろし)教授です。 逸村教授は、スマホやタブレットの普及で接する情報の量は増えたため、人々の情報処理能力は向上している。
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