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ブックマーク / ogwata.hatenadiary.org (38)

  • 1975年以降に出された15冊の組版規則書における行頭禁則の違い(追記あり) - もじのなまえ

    行頭禁則の範囲には、規則ごとの考え方の違いがよく現れる。手元にある1975年以降に出された15冊の組版規則書で、どのように行頭禁則の範囲を規定しているのか、すこし詳しく調べてみた。 行頭禁則の違いを表にしてみよう 以下に掲げるのは、「日語組版処理の要件(日語版)」(以下、要件)の文字クラスを基準として、1975年以降に出された組版規則書にある行頭禁則の対象と比較した表である。 「要件」を基準とした理由は、参照が比較的容易であり、また禁則の対象が最も多いからだ(見て分かるようにJIS X 4051より多い)。「要件」が定める文字クラスの内容については項目名の各カラムを、そして各書の規定内容についてはページ数の各カラムをクリックすれば確認いただける。 書名 刊年 編者・著者/版元 掲載ページ ⓐ句点類・読点類 ⓑ終り括弧類 ⓒハイフン類 ⓓ区切り約物 ⓔ中点類 ⓕ繰り返し記号 ⓖ長音記号

    1975年以降に出された15冊の組版規則書における行頭禁則の違い(追記あり) - もじのなまえ
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    schrift 2012/03/12
  • INTERNET Watchに記事を書きました - もじのなまえ

    以下から読めます。 絵文字を「符号」として処理する難しさ〜日のモバイルウェブのカオスぶり -INTERNET Watch 絵文字を「語」として処理する難しさ〜定義通りとは限らない、絵文字の意味 -INTERNET Watch 絵文字を「語」として処理する難しさ〜「ビール」と「飲み会」見分ける技術 -INTERNET Watch 言語には規範と記述の側面があるわけですが、昨年から今年春にかけてお手伝いした絵文字のUnicode収録は規範、そして今回の絵文字の意味検索は記述の方向からの仕事といえるでしょう。規格からは窺い知ることのできない、絵文字の摩訶不思議な実態を知ることができました。よろしければ読んでみてください。

    INTERNET Watchに記事を書きました - もじのなまえ
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    schrift 2010/07/15
  • 「第5回ワークショップ:文字」開催のお知らせ - もじのなまえ

    8月11日、東洋大学白山キャンパスにて以下のような催しがあります。 第5回ワークショップ:文字―「現実」から見た改定常用漢字表― 主催者は文字研究会。ぼくは企画責任者を務めさせていただきました。内容は以下の通りです。 趣旨説明(小形克宏) 第1部 「漢字調査」から考える 文化庁の出現頻度数調査から改定常用漢字を考える(仮)(漢字文献情報処理研究会) ウェブ上における使用実態統計から改定常用漢字を考える(萩原正人/バイドゥ プロダクト事業部) 第2部 「現場」から考える 国語教育の現場から改定常用漢字表を考える(前川孝志/都立若葉総合高校) 新聞表記と常用漢字改定(比留間直和/朝日新聞 東京社校閲センター) 改定常用漢字表で情報システムはどうなるのだろう?(関口正裕/富士通) 第3部 みんなで考える(パネルディスカッション) 今回の催しを考えるにあたって最初に考えたことは、よくある政策の悪

    「第5回ワークショップ:文字」開催のお知らせ - もじのなまえ
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    schrift 2010/07/14
  • 改定常用漢字表の制定は年内ぎりぎり? - もじのなまえ

    日、文科省にて開催された第43回国語分科会の傍聴に行ってまいりました。 審議はいつも午前10時から12時までみっちり2時間かかるのですが、今日は午前11時30分から始まって12時20分には終了。1時間足らずという短いものでした。 このことからも分かるとおり、この日は2月に委員の任期が切れたのを受け*1、新たな期の開始とともに分科会長を選任*2、下部組織である日教育小委員会と漢字小委員会を発足させることのみが目的でした*3。なお、委員は前期から変更ありません。 さて、審議後に氏原主任国語調査官はこれまで改定常用漢字表の制定を秋頃としていたところを、年末までずれこむ見通しであることを明らかにしました。 もともと前回の漢字小委員会の時点では、2月終わりには改定常用漢字表の審議を再開し、最終答申を4〜5月に想定していました。ところが国語分科会の開催にあたって委員の日程が合わず、今日までずれこ

    改定常用漢字表の制定は年内ぎりぎり? - もじのなまえ
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    schrift 2010/03/06
  • 「絵文字の議論は、これでいいのだろうか。」へのお答え - もじのなまえ

    太郎さんのウェブページに以下のような記事が公開されました。 絵文字の議論は、これでいいのだろうか。 「うーん困ったなぁ」というのが最初の印象。絵文字の件については、じつは山さんにいささかの恩義があるのです。まあそれはともかく、このような議論を提起していただいたことはありがたい限り。なるべく正面からお答えしようと思います。 何に対して「勝った」のか? 前掲記事中の、以下のご指摘。 審議をした結果、修正提案が受け入れられたことが「勝った」ことに、なぜなるのだろうか。もし「勝った」人がいるなら「負けた」人がいるはずなのだが、一体誰が負けたというのか。それが、不明なのだ。 この「勝った」という認識は、誰かからの攻撃に対抗して修正提案を通すことで反撃し「勝った」ということなのだろうか。しかし、そんな攻撃的な意図を持つ主体とは、一体誰だったのか。GoogleAppleといった、原提案者のことを

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    schrift 2009/11/17
  • 自分の持ち場を守ること - もじのなまえ

    どうもご無沙汰をしております。前回エントリから1ヵ月以上ですか。この間、「もじもじカフェ」があったり(たくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました)、明日にはいよいよ漢字小委員会で最終答申案が発表される予定だったりと、けっして書くネタに困るような状況ではなかったのですが、ここ1ヵ月はブログどころではなかったのが実情でした。 では、なにをやっていたかというと、仲間とともに以下のような文書を作っておりました。 A Proposal to Revise a Part of Emoticons in PDAM 8[「PDAM8におけるEmoticonに対する修正提案」PDF/1.1MB] ISO/IEC 10646を審議するWG2委員会への寄書。絵文字についてです。 昨年11月にGoogle絵文字をUnicodeに収録する計画を発表しました。これは順調にすすみ、今年2月にUnicod

    自分の持ち場を守ること - もじのなまえ
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    schrift 2009/10/23
  • 6つの質問で読み解く『新常用漢字表(仮称)』 - もじのなまえ

    数研出版で出している『つれづれ』に5ページほど寄稿をしました。これは教材会社である版元の営業ツールとして、高校の国語科の先生方に配布するA5判の小冊子です。ご存知のように国語教育については、今回の常用漢字表改定により大きな影響が及ぶはずです。その真っ直中にいる国語教師が主な読者層ということで、大変やり甲斐のある仕事でした。 内容としては、以下のような質問をたて、それに回答する形で新常用漢字表について解説するというものです。自分の主張は脇におき、なるべく客観的な記述を心がけたつもり。 「新常用漢字表」ってなに? いつ制定されるの? なんで改定されるの? 「試案」の基的な考え方とは? どういうふうに変わるの? 「字体の不統一」って? 字種・字体・字形 なぜ不統一になったのか その理由はなにか 手書き文字と印刷文字 字体の許容 字体不統一でよい理由 また、以下のような図や表を掲載しています。

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    schrift 2009/09/16
  • 何種類もある「旧字体」(1) - もじのなまえ

    うっかりしたことに、今まで「戦前の人たちはどのような字体で書いていたのか」ということについて、あまり真剣に考えていませんでした。戦前? 旧字体でしょ、と。当はそんなに簡単なものじゃありません。そもそも「旧字体」として括れる明々白々とした単一の集合はないのです。そんなことを大熊肇さんの『tonan’s blog』は気づかせてくれました。感謝。 上記リンクで述べられているように、この「戦前の人たちはどのような字体で書いていたのか」という問いかけに、もっとも熱心に答えているのは江守賢治さんでしょう。この方は文部省在籍当時は書写、書道、美術の教科書調査官を務め*1、退職後は日習字普及協会で習字教育の指導にあたっておられる方。書家でもあります。著作も多いのですが、さしあたり入手しやすいものとしては『楷行草 筆順・字体字典』、それから短く端的にまとまっている『硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて―文部

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    schrift 2009/09/14
  • 漢字小委員会が修正案を公表(追記あり) - もじのなまえ

    小幅の変更にとどめた修正案 9月8日、東海大学校友会館にて第36回漢字小委員会が開催され、いよいよ修正案が公表されました。具体的な内容は、いつものように小熊さんが公開してくれた配布資料をご参照ください。 修正案の内容としては、前回金武委員から強く提起されたような、従来常用漢字表で示されてきた一点しんにょう、簡易な偏で統一するというような大きな変更は避け、その代わりに許容字体(略字体)をアステリスクを付して括弧に入れ、表の漢字欄に掲げるというもの。試案段階では備考欄に小さく掲げていたので、これと比べれば大変目立つようになりました。 この修正案について林副主査は、以下のような理由を挙げて、追加字種をいわゆる康煕字典体で示すことの正当性を強調しました。 ①2004JISや人名漢字は国語施策を信頼して変更した。表内に入ったからと言って表外漢字字体表で示した印刷標準字体を変更すれば、そうした国語

    漢字小委員会が修正案を公表(追記あり) - もじのなまえ
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    schrift 2009/09/09
  • 『活字印刷の文化史』について - もじのなまえ

    このが出たのはゴールデン・ウィークの頃ですから、もう3ヵ月を過ぎますか。来であれば共著者の一人として、書を紹介し、広く勧めるべきところでした。 活字印刷の文化史 作者: 張秀民,大内田貞郎,豊島正之,鈴木広光,小宮山博史,宮坂弥代生,佐賀一郎,劉賢国,孫明遠,内田明,小形克宏,府川充男出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2009/05/04メディア: 大型 クリック: 42回この商品を含むブログ (13件) を見る 書の全般的な紹介は、先日公開された、編者の小宮山博史さんの文章があります。 漢字・仮名活字の世界史的位置づけ―『活字印刷の文化史』 こうして読むと、あらためてこのの凄味といったものが分かり、またそのようなに場違いな原稿を書いてしまったのではという自責の念にとらわれます。 書収録の原稿は、昨年INTERNET Watchで連載した“情報化時代”に追いつけるか? 

    『活字印刷の文化史』について - もじのなまえ
  • Microsoftが総括「Windows Vistaにフォントの混乱なし」 - もじのなまえ

    あまり時間がないので短くご報告。 Microsoftの「Windows 7向けJIS90互換フォントパッケージの提供と今後について」記者説明会に行ってきました。これについてはプレスリリースも出ています。 Windows(R) 7 向け JIS90 互換フォントパッケージの提供 より詳しくはINTERNET Watchの記事などをご参照ください。 マイクロソフト、JIS90互換フォントの提供はWindows 7で最後 細部は記事にゆずるとして、ぼくが重要だと思ったことは以下の点です。 Windows Vistaによるフォント変更について、同社コールセンターに対し、クレームの電話は1件もかかってきていない。 Microsoftは(今のところ)この件について、ユーザーに大きな混乱は発生しなかったと考えている。 Windows Vistaでフォント・デザインが変更されたことについては、2006年に

    Microsoftが総括「Windows Vistaにフォントの混乱なし」 - もじのなまえ
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    schrift 2009/07/14
  • MiAU勉強会の反省 - もじのなまえ

    前回のエントリでご案内した第4回 MIAU勉強会ですが、ぶじに終了。その画面資料ですが下記にて公開します。 RFCから見た新常用漢字表の矛盾と整合 以前にも書きましたが、自分の仕事については誉めてくれるより批判的な意見の方がより参考になります。参加者のご意見で最後に発言してくださった方が、文字コードの話の部分と新常用漢字表(仮)の部分とで違和感があるという趣旨の指摘をしてくださいましたが、あらためて画面を見直すと、たしかにそうだなあと。 会場では別の部分でお答えしたのですが、振り返ってみればもっと違う言いようがあった。わざわざ来てくださった直井さんも、後半が飛躍しすぎといっていたけど、おそらく同趣旨のことではないか。 この発表を考えていた際、ずっと思っていたことは、「一部のRFCやXMLで規定されている互換漢字の置き換え処理/使用禁止と、常用漢字表の考え方の間には共通点があるように思えるが

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    schrift 2009/07/06
  • 明朝、CNETに絵文字の原稿が掲載 - もじのなまえ

    5日の朝6時以降に公開だそうです。 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第4回--絵文字が引き起こしたUnicode-MLの“祭り" 今回は、絵文字をめぐって勃発したUnicode公式メーリングリストでの議論を紹介します。ここで去年12〜今年2月にかけて1,000通以上のメールが行き交う、絵文字についての大論争が発生したんですね。 たしか3月の京大東洋学セミナーに行った際、早朝のマクドナルドで必死に翻訳をやっていたのがなつかしい(といっても電子翻訳)。あれからもう3ヵ月近くか、原稿書くのが遅いですね……。 今回は前までの倍近い分量なので*1、今まで通り多くの方々に読んでもらえるか心配です。翻訳その他の監修をご快諾いただいた師茂樹さん、直井靖さん、それにCNET翻訳チームに感謝感謝。 この後、WG2ダブリン会議のことを書いて完結。いつ終わるのかなあ。いや、来週には書き終えるぞ! *1:ちな

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    schrift 2009/06/05
  • 昭和25年の朝日新聞活字使用度数調査 - もじのなまえ

    長く古探しを続けていれば、いつかは誰でもなにかお宝に巡り会えるものですが、僕の場合はこれかな。朝日新聞東京社による『活字使用度数調査 熟語使用度数調査』。なかでも興味深いのがここに紹介する結果をまとめたグラフ。全使用量が29,507,387、使用母型が2,616*1。内訳は当用漢字が1928種*2/15,080,743/51,11%。外字っていうのは表外漢字ですね。これが456種/456,276/1.55%。 ここでは仮名や約物もふくまれていますが、漢字だけを取り出して再作成したグラフが以下のもの。 ただし、新聞ですから表外漢字は比較的すくないはずで、この点のバイアスをどう評価するかという問題は残ります(使用割合の少ない新聞でさえも2.9%も使われたと考えるべきか否か)。ともあれ、昭和25(1950)年においても少なからず表外漢字が使われていたということが、これにより言えるでし

    昭和25年の朝日新聞活字使用度数調査 - もじのなまえ
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    schrift 2009/05/31
     朝日新聞東京本社『活字使用度数調査 熟語使用度数調査』。
  • ご来場ありがとうございました - もじのなまえ

    昨日はPAGE2006、ご来場いただいた方々、どうもありがとうございました。パネルディスカッションの司会って初めての経験だったので、どうもうまく仕切れずに自己嫌悪でございます。 最後の方で、いつも慎重な山さんが、珍しく阿南さんに抗弁する場面があり、面白くなりそうなところで時間切れとなったのは残念。もっと早く山さんを煽っておけば(笑)。来場者から阿南さんに対してOSレベルでグリフセットを指定できるようにしてくれないと、フォントベンダーは困る旨の要望が出されたりことを考えると、司会者の仕切りはお粗末でしたが、セッションとしてある程度の役割は果たせたかと思います。 僕が映写した資料は、直前に書き直したもので、配布したものと大きな相違がありました。その書き直し版を以下に公開してあります。 文字コード関連の作成資料集 これは26枚におよぶスライドでして、これを駆け足で25分で紹介したのですから、

    ご来場ありがとうございました - もじのなまえ
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    schrift 2009/05/31
     PAGE2006関連。「文字コード関連の作成資料集」あり。
  • 第32回漢字小委員会速報 - もじのなまえ

    日、午前10時より文科省講堂にて第32回漢字小委員会が開催、いよいよパブリックコメントで寄せられた意見の検討作業が始まりました。 この日の議題は前回のエントリでも書いたように、試案のうち「基的な考え方」と「字種」を審査することになっています。これに対応する資料として、前者には「資料2 意見募集で寄せられた意見(基的な考え方に関する意見)」、後者には「資料3 意見募集で寄せられた意見(追加及び削除希望字種一覧)」が配布されました。 たぶん小熊さんがいつものように複写してくださるのではないかと思いますが、資料2の方は試案の「第1章 基的な考え方」の項目ごとに見出しを立て、それぞれに対応する意見が短くまとめて列挙されています。また、資料3の方は希望のあった字を、希望件数、頻度長の順位といった参考情報を付して一覧表にまとめてあります。 ご注意いただきたいのは、この資料2の項目は前述のとおり

    第32回漢字小委員会速報 - もじのなまえ
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    schrift 2009/05/13
  • 一部委員を入れ替えた新委員会が発足、9月には最終案取りまとめへ - もじのなまえ

    日、4月28日に第31回漢字小委員会が開催されました。例年4月には一部メンバーを入れ替え、新たに主査と副主査を選出し直すのが習いです。今期のメンバーは以下のとおり。 (五十音順。無印は重任、△は重任で肩書きのみ変更、◎は新任、★は主査、☆は副主査) 阿辻哲次(京都大学教授) △内田伸子(お茶の水女子大学大学院教授) 沖森卓也(立教大学教授) 金武伸弥(日新聞協会専門員) 笹原宏之(早稲田大学教授) ◎髙木展郎(横浜国立大学教授) 武元善広(東京書籍取締役) 出久根達郎(作家) 東倉洋一(国立情報学研究所) △納屋信(日文化大学専任講師) ☆△林史典(聖徳大学人文学部長・教授) ★前田富祺(大阪大学名誉教授) △松村由紀子(前目黒区第八中学校長) 邑上裕子(新宿区立落合第四小学校長) ◎やすみりえ(川柳作家) 前期かぎりで退任したのは甲斐睦朗、松岡和子の両氏。どうしてもここで気になるの

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    schrift 2009/04/29
  • 試案にたいする意見 - もじのなまえ

    16日に迫った「「新常用漢字表(仮称)」に関する試案」に対する意見募集の締め切りですが、皆さんぼちぼち送り始めたようでネット上に公開されています。 安岡孝一さん /「新常用漢字表試案への意見」(PDF) 小池和夫さん /「新常用漢字表試案」への疑問 今、ぼくが考えているのは、現在必要とされているのは現行の常用漢字をダイエットさせた「真の常用漢字表」ではないかということです。現在の1,945字から頻度が低く言い換えが可能な漢字を削除した漢字表を作る方が、むしろ試案が謳う「コミュニケーションの手段としての漢字使用 」という目的に合致するのではないか。 もしも具体的に1,945字を越える需要があるというのなら(新聞社は増やしたいでしょう)、新たに「準常用漢字表」をつくり、こちらに増加分や旧常用漢字(互換目的として)を入れればよい。 小池さんも書かれていますが、「まず字数増加ありき」が今回の試案に

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    schrift 2009/04/16
  • 日本新聞協会が《「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見》を提出 - もじのなまえ

    小熊さんからお知らせいただきました。折りからパブリックレビューが募集されている「新常用漢字表(仮)」ですが、3月24日に日新聞協会が意見書を公開しています。 「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見(PDF / 159KB) 内容としては一部の字種の入れ替えと、音訓の追加、そして略字体の掲出をもとめています。とくに掲出字体については、印刷標準字体がすでに定まっていることを勘案し、〈「表では常用漢字表内の整合性を保つため、追加字種についても簡易慣用字体、部首許容の字体を掲げたが、これは印刷標準字体に従って改定されたJIS(X0213)の字体の変更を求めるものではない。印刷標準字体としての字体の基準は変わらない」と付記〉することを提案しています。 まずは一報まで。

    日本新聞協会が《「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見》を提出 - もじのなまえ
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    schrift 2009/03/25
     「内容としては一部の字種の入れ替えと、音訓の追加、そして略字体の掲出をもとめています。とくに掲出字体については、印刷標準字体がすでに定まっていることを勘案し、〈「本表では常用漢字表内の整合性を保つた
  • 国語分科会で『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案(案)』が承認 - もじのなまえ

    去る1月27日、文部科学省にて第40回国語分科会総会が開催され、『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案(案)』が提出された。審議ではいくつかのケアレスミスが指摘されたものの特に大きな議論はなく、指摘された点の修正内容は主査に一任することとして、あわせて提出された『国語分科会日語小委員会における審議について(案)』とともに満場一致で承認された。この日の審議は(異例なことに)予定された時間を30分ほど残して終了した。 承認された試案は修正の上、2日後の1月29日に開催される第47回文化審議会総会に提出、承認される見通し。そのうえで、いよいよパブリックコメントが開始されることになる。 さて、この日配布された資料2『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案(案)』を以下で公開します。 来は29日の文化審議会総会で配布されたはずの最終案を公開すべきところですが、ぼくは27日の傍聴から帰ってすぐに風邪

    国語分科会で『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案(案)』が承認 - もじのなまえ
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    schrift 2009/02/05