昭和初期,「広告の神様」と呼ばれた太田英茂は,無名時代の木村伊兵衛・原弘らを発掘して育てたことを始め大きな業績を残しているにもかかわらず,自らが仕事の痕跡を消し去っていることもあって,世の中から忘れられてしまっている.その生き方に深い感銘を受けてきた著者が,丹念な資料収集と聞き書きをもとに描き出した評伝. ■著者からのメッセージ 昭和初期は日本の新興芸術の黎明期であった.現在隆盛を極めるデザインも写真も映画も,そして広告や出版物の近代的表現も,この時代に始まったといっても過言ではない.そのトップを切って現われたのが,太田英茂の新装花王石鹸の宣伝キャンペーンだった. 太田はそれまで海老名弾正のもとでキリスト教の伝道師や雑誌の編集をしていたが,広告の世界では全くの素人であった.彼はこのキャンペーンで,若き日の木村伊兵衛,デザイナーの原弘を起用し,不景気に沈む社会を瞠目させた. 以後,太田は,海
日本語に関して日ごろ抱く疑問の中から,漢字や仮名の表記,記号の使い方,語形や字形の微妙な違いなどの迷いやすい点を整理した実用辞典.公的な基準と慣習の差,言語の歴史的な変化や背景なども取り上げて,「正しい日本語」とは何かを解き明かします.豊富な例を挙げた説明で,言葉のとらえ方が誰にでもわかります. - 知りたいことから“正しい日本語”の姿が見えてくる! - 「階段をのぼる」は「昇る」か「上る」か? 「糸」の字は8画に見えるが,手で書くときは6画でよいのか? 「大地震」は「だいじしん」と「おおじしん」とどちらで読むのか? 横書きのときの句読点は,「。 、」か「. ,」か,どちらにすべきか? 同じ10でも,「一〇」と「十」はどう使い分けるのか? 「固執」は「こしゅう」なのか「こしつ」なのか? 「冤罪」をなぜ「えん罪」と仮名を交ぜて書くのか? 「間違う」と「間違える」はどちらが正しいのか? ローマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く