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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (4)

  • 出産と感染症 - 感染症診療の原則

    医療がいまほど発達していなかった頃、妊娠出産で命を落とす女性・赤ちゃんがたくさんいましたし、子どもも死んでいました。 感染症の検査や治療・対策が進んだことは、その改善に大きく影響していますが、それでもなお「ゼロリスク」ではありえません。 ときに、人為的に感染症リスクが高まることがあります。 その例をいくつかみてみましょう。 お産を水中(水ではなくお湯ですが)の中でする人達がいるそうです。 それを勧めたり絶賛する人もいます。 これに関連してレジオネラでの死亡例の報告があります。ERで、「この子はどうやって生まれたんですか?」と確認をしないといけないですね。 「24時間風呂は生物浄化を導入しているので、風呂水からは相当数の細菌が検出されることが多い。24時間風呂での水中分娩にはレジオネラ感染症に限らず、細菌感染症を引き起こす危険性がある。」 24時間風呂での水中分娩後発症した新生児レジオネラ肺

    出産と感染症 - 感染症診療の原則
    sciart
    sciart 2010/07/31
    自然か不自然か、他生物種との比較、羊水との類似等のバカ話は水中出産選択の主な理由ではないんでは。寧ろ、妊婦のリラックス・陣痛軽減、ついでに家族一体感醸成が水中出産の意味?だと思うけど。
  • ホメオパシーと感染症 その2 - 感染症診療の原則

    ホメオパシーは予防接種以外の感染症についてもいろいろと解釈や理屈がありまして、感染症関係者としては「なになに?」です。 連休の合間にお時間のある人は脱力しながら読んでみてください(脱力しすぎて椅子から落ちたりしないように)。 まず、「マヤズム」。これは一人ひとりが先祖から受け継いできた“負(病気)の土壌”であり、他の医療体系にはない考え方、となっています(ホメオパシーは並列される医療であるという前提か?) 疥癬マヤズム、梅毒マヤズム、淋病マヤズム、結核マヤズム、ガンマヤズムの5つだそうです。 解説があります まあ!感染症屋的には日常的な病気のお名前がずらり。 NATROMの日記 マヤズムについて簡単に調べてみた それはさておき。 編集長&編集部ともに日常的に関わるHIV感染症の患者さんたちが代替医療好きな人が多く、いろいろなことをおしえてくれます。(教えてねと伝えておく) かなり怖いパター

    ホメオパシーと感染症 その2 - 感染症診療の原則
    sciart
    sciart 2010/07/19
    「薬の色が毒々しいから「解毒」」「免疫ミルク・免疫せんべい」「処方を勝手にアレンジ」:こんなのの相手をしなきゃならないなんて医者は大変だ・・・
  • コレはまずい・・・CM「しきゅうのお知らせ」 VS 不妊になります - 感染症診療の原則

    ううむ。これは厚労的にはOKなんですかね。 日では処方薬を想起するようなコマーシャルをうってはいけないことになっています。 製薬会社が広告費を払ってテレビCMを流す場合、「我が社は社会に貢献してます」というイメージ的なものか、製品を想起させない、しかし関連の動機付け(外部刺激)にしたい内容が扱われます。 万有製薬の「♪30代の脱け毛に薄毛、お医者さんに相談だ~♪」も商品名は入っていません。 ファイザー製薬が館ひろしを採用した禁煙のCMをうっていますが、「私がお医者さんです」「あなたが・・・」といいつつも錠剤、とか飲む、成功するといったことは入っていません。 もちろん、科学的な事実や把握されている疫学情報などevidenceといわれているものとずれてもいけないわけですが、 ううむ、と思ったのは、今日はじめてみたのはグラクソスミスクライン(GSK)の「しきゅうのお知らせ」。 GSKは子宮頸が

    コレはまずい・・・CM「しきゅうのお知らせ」 VS 不妊になります - 感染症診療の原則
    sciart
    sciart 2010/07/07
    「動機はどこにあるのだろう?」:id:yottokiさん紹介の画像を見るに、「思想の違い」が大きそう。医療行為そのものよりも共産党や日教組に対する敵愾心が感じられる。
  • 予防接種とホメオパシー2 親の決定権 - 感染症診療の原則

    ホメオパシーその2です。 以前、ホメオパスの知人には、予防接種もダメだが、低用量ピルもダメだといわれました。 ダメダメダメダメなものがたくさんあるようです。正面トークはなりたちません。 また、Evidenceなんてなくてもいいの。好きでやっているの、と言う人もけっこういますので、趣味の世界だとはっきりいう人たちをとめる理由もありません(プラセボ効果しかないならなおのこと) 「風邪引いたり何か症状があっても病院にいかなくてもこれをつかえば2-3日で治るから」 「抗生物質なんかいらないよ」 (そりゃそうだろう。もともと2-3日で治るのよ) そこだけ感染症トークが成り立ちました^^;。 問題になるのは、親がどの代替医療が好きかということよりも、親はどこまで子どもの健康に決定権があるのか?です。予防接種は時期も大切。集団もケアし、集団にケアされる側面があります(それは納得しがたい話のようですが)。

    予防接種とホメオパシー2 親の決定権 - 感染症診療の原則
    sciart
    sciart 2010/06/22
    あれは宗教だから。まともに相手しないで放置するのが1番。
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