小惑星探査機「はやぶさ」と小惑星「イトカワ」の模型を前に談笑する川端達夫文部科学相(右)と川口淳一郎・JAXA教授=21日、文部科学省(小野晋史撮影) 約7年ぶりに地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の計画を率いてきた川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授らが21日、川端達夫文部科学相を文科省大臣室に表敬訪問した。後継機について川口教授は「技術や取り組み方などを次の世代に伝えたい」と話し、川端文科相は「今回の成果をふまえ、しっかりとしたい」と前向きに応じた。 表敬訪問にはJAXAの立川敬二理事長や後継機「はやぶさ2(仮称)」の責任者をつとめる吉川真准教授らが同席。はやぶさについて川端文科相は「国民の皆さんも非常に強く関心を持った。久しぶりに元気が出るメッセージを出してくれた」などと絶賛した。 また川口教授は豪州の砂漠地帯で回収されたカプセルやパラシュート、耐熱材などについて「夏