筑波大 節電で米スパコン借用 6月2日 10時37分 夏場の電力不足が見込まれるなか、茨城県にある筑波大学の研究グループが、アメリカの研究機関が所有する「スーパーコンピューター」と呼ばれる高性能の計算装置を借りて研究を進めることになりました。 スーパーコンピューターは高性能の計算装置で、研究用の複雑な計算ができますが、大量の電力が必要になります。このため筑波大学では、電力不足が懸念される夏場に利用を制限する見通しです。こうしたなか、筑波大学で、「クォーク」と呼ばれる粒子の研究をしているグループが、アメリカで同じ分野の研究に取り組む研究機関が所有するスーパーコンピューターを借りて研究を進めることになりました。アメリカへはインターネット回線を使って計算に必要なデータを送り込むということで、研究グループでは、今月中の本格的な利用開始を目指したいとしています。筑波大学大学院数理物質科学研究科の土井