<正常進化、必要材料は揃っていたが…> 前作が好きな人なんで、お金をしっかりかけて正常進化させたディストピア的映像世界(観)には感服、眼福、重低音に耳福って感じで最高でした。大切な要素の一つである日本語、東洋文化のミックス具合も日本人から見て「ノイズ」にならないギリギリの塩梅で「よくわかってる」って感じ。多くのファンが望むであろう、前作のキャラクターや要素を「正面切って再登場やオマージュ」できたのは新しい世代の監督にシフトを切ったからこそで良い選択だった。「フォースの覚醒」でもそうだったけどオリジナル監督だったら恥ずかしがって、ここまで「サービス」できなかったと思う。 とはいえ必要な材料は揃っていたけど料理の仕方がまずかった。物語の終わらせ方と、未決着な部分の多さ、上映時間の長さには疑問が残る。誰しも共感しやすいKとジョイのパート(関係性)の処理の仕方次第では、ライトな層を含めてもっと観客
![映画『ブレードランナー 2049』のスキピオさんの感想・レビュー | Filmarks](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/76081addef8aa72af8548ead0b1e62d8a7860eba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2ueuvlup6lbue.cloudfront.net%2Fvariants%2Fproduction%2Fstore%2Fpad%2F240%2F240%2Fpmbkyt7y9nu7c7dtutig5wgeoj71%2F_.jpg)