CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに Silverlightに限らない話ですが、ページからのイベントに対する処理をすべてイベントハンドラに記述してしまったために、再利用性が著しく低かったり、単体テストがひどくやりにくいシステムを見たことはありませんか? これは、プログラムの機能をすべて同じ層に記述していることが原因の1つです。 この問題に対するSilverlightでの解決策の1つが、MVVMパターンです。今回はMVVMパターンと、MVVMパターンの要となるデータバインディング、コマンドバインディングについて2回にわたって解説します。 MVVMパターンとは MVVMはModel-View-ViewModelの頭文字をとった、アプリケーションの階層化パターンの1つです。階層化パターンを適用することで各層の依存関係が薄くなり、アプリケーションの修正、複数人数での分散開発、単体テストなどが実施しやすくなります。 Expre
はじめに POIはJavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPIで、2007年6月からApache Software Foundationのトップレベルプロジェクトに格上げされました。オープンソースとして提供されているので誰でも無償で利用することができます。 なぜ初期のリリース後、7年以上も経過し、多くの情報が存在するPOIを今回あらためて取り上げることにしたかと言うと、2009年9月リリースのVersion 3.5でOffice Open XML形式(以降、OOXML形式)への対応という大きな変更が加わったからです。 分かりやすくいうと2007形式のExcel(xlsx)やWord(docx)のファイルも扱えるようになったということです。 本連載では、POIの中からExcelを操作するコンポーネント(HSSF/XSSF)に対象を絞り、下記の予定で紹介していきます。 準
はじめに 前回に引き続き、Javaの後継候補として注目されているプログラム開発言語「Scala」について説明していきます。今回は、ScalaがJavaの代替として使える点(「ベターJava」として使える点)に注目します。 シリーズ前編として、前回はScalaのメリットや、基礎的な文法について説明しました。シリーズ後編となる今回は、プログラムのコンパイルや、データベース接続について扱っていきます。 これまでの連載 Javaの限界を超えて実用化を目指す 新開発言語「Scala」のメリットとは~前編 コンパイルとデータベース接続 ここからはプログラムのコンパイルとデータベース接続を扱います。なお、以降すべてのプログラムを実行するためにはエディタの文字コードを、UTF-8に設定する必要があります(UTF-8以外の文字コードでは、日本語などの取り扱いに失敗します)。 Scalaでのソースコードの記述
はじめに 6月9日に開催された「Google Developer Day 2009」で、夷藤勇人氏と鵜飼文敏氏により「Javaで動かすGoogle App Engine」というセッションが講演されました。本稿では、その概要をお伝えします。 Google Developer Dayとは、Googleが主催する開発者向けのイベントです。例年、Google Japanのスタッフのみならず、世界中のオフィスからソフトウェアエンジニアやデベロッパーアドボケイト(advocate;支持者)、API Expert(Google認定のサードパーティエンジニア)が駆けつけて、Googleが関わる最新のテクノロジーのセッションが行われています。 セッションでは、前半で夷藤勇人氏がGoogle App Engineの概要を説明し、後半で鵜飼文敏氏がデータストアについて説明しました。 以下、罫線で囲んだ部分は、セ
「Ruby Visual Identity Team」による「Ruby logo kit」をWindowsアイコンファイル形式に加工した「vit-ruby.ico」が4月26日、Windows環境でのRubyスターターパックなどを作成しているDice氏によって公開された。 スクリプト言語Rubyでは視覚面での統一を図るため「Ruby Visual Identity Team」による「Ruby logo kit」が発表されたが、これをWindowsアイコンファイル形式に加工した「vit-ruby.ico」が4月26日、Windows環境でのRubyスターターパックなどを作成しているDice氏によって公開された。 「vit-ruby.ico」は、Ruby logo kitに含まれているPNGファイルを加工し、Windows環境で利用しやすいアイコンファイルに結合したもの。オリジナルのRuby
Java EE 5のリリースから2年以上の時間が経ち、次期仕様である「Java EE 6」は仕様策定状態ですが、あまりまとまった情報がありません。本稿ではJava EE 6に含まれる予定の技術を解説し、今後のエンタープライズ分野のJavaが進む方向について考察したいと思います。 はじめに エンタープライズアプリケーション向けのJavaの仕様「Java EE」の現行バージョンは「Java EE 5」です。このJava EE 5は、EJB 3.0を中心にDependency InjectionやPOJOを用いたO/Rマッピングなど、Java EE/J2EEの主流に対するオルタナティブとして出てきた技術を取り込んだ、従来のJava EE/J2EEから大きく変化したバージョンでした。 このJava EE 5のリリースから2年以上の時間が経ち、次期仕様である「Java EE 6」は仕様策定状態ですが
はじめに Javaエンタープライズ開発の世界では、フレームワークやソリューションが次々に登場しています。しかし、Microsoft系の開発環境とは違って、フレームワークから開発ツールまでのエンドツーエンドのソリューションを提供しているものはごく少数です。JBossは、Java世界でこの試みに取り組んでいる数少ない例の1つで、次のような主な開発コンポーネントのスムーズな統合を実現しています。JBoss ToolsSeam WebフレームワークJBoss EJB 3.0 Application ServerRichFaces JavaServer Faces(JSF)コンポーネントライブラリFaceletsHibernate Validators これらのコンポーネントによってJBoss Web開発スタックが形成されています。本稿では、これらのコンポーネントを1つずつ説明してから、Seamア
はじめに 何年も前のことですが、私が初めてJavaに興味を覚えた理由の1つは、Javaプラットフォームに標準でコレクションライブラリが組み込まれていたからでした。当時、C++の世界ではまだSTL(Standard Template Library)が定着しておらず、開発者たちは適当なコレクションライブラリを購入して利用するか(Rogue Waveが流行っていました)、自分の手でライブラリを書くしかありませんでした。正確な数は忘れましたが、私自身も、さまざまな目的でさまざまな種類のプリミティブやオブジェクトの連結リストを実装しました。さらに、もっと複雑なコレクションや平衡2分探索木、ハッシュテーブルなども自分で実装しました。そのようにしてソフトウェア工学の原理を絶えず意識することは決して無駄なことでありませんでしたが、生産性を考えるとそうとばかりも言えませんでした。 しかし、Javaによって
はじめに Windows PowerShell(以降、PowerShell)はシステム管理や自動化に役立つように設計された新しいコマンドラインシェルです。 しかし、ただのコマンドラインシェルではありません。対話型シェルによるオペレーションシェルスクリプトの実行 を行うことができます。 PowerShellは.NET Frameworkを基に設計されており、コマンドの実行およびスクリプトにおいてその恩恵を十分に受けることができます。これにより、かつてない強力なシェル環境が登場したと言っても過言ではないでしょう。 PowerShellの操作を習得し、システム管理・運用を効率的に進められるようにしていきましょう。対象読者システム管理者PowerShellに興味がある方 必要環境.NET Framework 2.0以降Windows PowerShell 対象OSWindows XP Servi
Microsoftは22日、XMLエディタ「XML Notepad 2007」をリリースした。同社のWebサイトから無償でダウンロードすることができる。 このエディタはXMLをツリーで表示できるペインと、実際の値が表示・編集できるペインからなる。要素や属性の追加、コピー、削除といった基本的な編集を視覚的に行うことができるほか、ツリービューのアイコンをドラッグ&ドロップすることで要素の移動をすることもできる。 また、XSLTを適用した際のプレビュータブも用意されており、XMLにまつわる開発における強力なツールになりそうだ。XML Notepad 2007は、Windows Server 2003、Windows XP、Windows Vistaに対応しており、.NET Framework 2.0が必要となる。 Microsoft:XML Notepad 2007
今回は、メニューからグラフの種類を変更できるようにします。これまでは、3D縦棒グラフでデータを表示していましたが、グラフの種類を折れ線グラフと円グラフに変えられるようにします。
UNIX・Linux上で動作する、.NET統合開発環境「MonoDevelop 0.13.1」が、8日リリースされた。MonoDevelopのサイトから無償でダウンロードできる。 Monoプロジェクトは、.NET環境をUNIXで動作させることを目的としたプロジェクトであり、MonoDevelopは実際に開発を行う際に使用する統合開発環境(IDE)として開発が進められている。Visual StudioライクなUIを持ち、コードアシスト機能、プロジェクト管理機能、アドオン対応などを備える。 今回新たに、リポジトリのバージョン管理アドオンが追加されたほか、タスクビューの追加、コードアシスト機能の強化、コードアシスト時にメソッドパラメータ候補を教えてくれるウィンドウの実装などが行われている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く