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ブックマーク / screammachine.hateblo.jp (87)

  • 天才が出てくるマンガについての話 - 絶叫機械

    友達さんと『はちみつとクローバー』の話をしていたら、友達さんが「森田とはぐの才能を掘り下げてほしい」と言うので「自分より高い能力は描けないんじゃないか」と答えたのですが、表現によっては天才を描くことは可能なので、そういう作品をふたつ挙げてみたい。前も書きましたけど。 『昴』曽田正人 バレエの天才少女が、人知を超えたバレエっぷりを見せる、バレエきちがいマンガ。見所は追い詰められた昴がブチブチと周囲をなぎ倒して進化していくさま。曽田作品は、自転車マンガ『シャカリキ!』から天才消防士『め組の大吾』→『昴』という流れで天才の極北を描き、現在は「常識外れの努力をする男マンガ」『カペタ』へ原点回帰している。 『シュガー』新井英樹 ボクシングの天才少年が、人知を超えたボクサーっぷりを見せる、ボクシングきちがいマンガ。見所は様々な難関を軽口をたたきながら乗り越えていく主人公リンの薄っぺらさと格好よさ。『ワ

    天才が出てくるマンガについての話 - 絶叫機械
  • 2004-10-09

    中学生でセックスすると人生パー (ゲンダイネット)(id:orangestar:20041008より) 面白かったのでコピペ改変してみた。 - 中学生以下のセックスは絶対にダメ――ゲンダイネットで先日"性交禁止令”に関する、アタマワルイ記事が掲載された。 正しい知識と“学歴”があったとしても、中学生以下の知能程度で記事を書くのはご法度だ。性人類学者のコジマ・アジコ氏は、「大学受験で燃え尽きる学生と同じ現象が起きる」と警鐘を鳴らす。要するに論理的思考が不可能になるのだ。 「大手新聞社の記事を読むと、論理的思考ができない記者が増えているという報告があります。10代後半で高学歴を経験したものの、実社会にうまく対応できず、女の子にバカにされたり泣いたりして『セックスなんていいもんじゃない』と強弁してしまう。女の子に対する想像力も同様で、中学生なんてセックスが下手で当然と思い込み、傷ついたり、妊娠

    2004-10-09
    screammachine
    screammachine 2005/08/07
    中学生セックス禁止関連
  • まだ宇宙戦争でメタファるのか。 - 絶叫機械

    台詞はうろおぼえですけど、こういうシーンがあるのね。 レイチェル(ダコタ・ファニング)の指に木の棘が刺さる レイ「見せてみろ」 レイチェル「だめよ」 レイ「いいから」 レイチェル「触らないで!大丈夫、ほっとけば自然に排出されるから」 これはすごく重要な台詞ですが、考えすぎるひとにとっては解釈の難しい台詞でもあります。というのも原作の立ち位置を想起して「指」を「国家」「棘」を「他国」と解釈していたひとがいたからなんですけど。 何度も書きますが、それは基的な解釈の先にあるものなので、まずは基的な解釈を。ここで簡単な"だよ派メソッド"を書いておきます。階層が深いと妄想も深まります。 棘=トライポッドだよ派(正統派) 地面に刺さっていた棘を地球が排除したよ派 棘=トライポッド=異教徒だよ派(社会派) 棘=トライポッド=レイが触れてはいけないものだよ派 棘=トライポッド=レイチェルの性的経験メタ

    まだ宇宙戦争でメタファるのか。 - 絶叫機械
    screammachine
    screammachine 2005/07/13
    わーい、ふえた。
  • 2005-07-08

    インターネット殺人事件 ◆『北斗の拳』MMORPG MGM+その他の欲望 オンライン版『北斗の拳』はこうなる! 狩りあげてモヒカン 関係ないけどキーワードについて いい気になっている 感情的なレッテル貼りの一例。字面通りに「いい気になってなんかいない!」と脊髄反射した場合、泥沼化の一歩を踏み出す。他人に対してこのような言葉を発した人間は論理的な思考を行っていないため、その論拠を求めることで沈静化することが可能である。 「いい気になってる」が洗脳攻撃として役立つと思っているひとは、論拠を求められても鎮まらないんじゃないかなあ、むしろ「いい気になっていたのかもしれません、少し反省します」というような、カノセメソッドのようなものの方が有効なのではないだろうか。ちなみに上記文台詞は、id:kanoseさんはいつもそうやって沈静化を誘っているように見えるというだけの話。「というだけの話」はモヒカンキ

    2005-07-08
  • 2005-07-03

    要約:物事を多くの面から見た映画感想文は、映画の面白さを何倍にもしてくれるが、一方的な見方の映画感想文は、必要以上に映画をつまらなく感じさせる。 批評というのも定義がよくわからんので、とりあえずWebにあって無償で読める映画を観た感想文を、全て感想文と呼ぶ。 映画の感想文にもいろいろあるが、自分語りに終始するもの、批評家の意見を丸写ししたもの、映画の筋が理解できていないもの等をはぶくと、大きく二つに分けられる。 役に立つもの 役に立たないもの この場合の「役に立つ」とは、映画をより楽しむために多くの視点を提供してくれることを指す。観終わったあとでもその文章を読んで楽しむことができる感想文、それが「役に立つ」映画感想文だ。役に立つ感想文の面白さは、その映画があなたにとって「面白い」か「つまらない」かが関係ないところにある。つまらないと思えた映画の面白さを教えてくれる文章、損を得に変える映画

    2005-07-03
  • 2005-05-23

    広告のキャッチコピーをサイトのキャッチコピーとすり変えて見るとこれがなかなか面白い。 id:n-matsu:20050507:p1 (わたしはこの記事をhttp://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/n-matsu/20050507/p1で知りました。) アンテナの名前の横に出る矢印をクリックすると、○○を含む公開アンテナ、というページに行く。そこには広告が表示されていて、その広告の名前をサイトのキャッチコピーだと思うと面白いですよ、という提案。ぼくもやってみた。 情報セキュリティ検定 趣味Webデザイン http://deztec.jp/design/ こりゃぴったりだ、検定されてしまう。 初心者に大人気なブログ id:kamioka 正反対だと思うんだけど、なんかこういうものを当てはめられてしまうところが。 カーテンをお探しなら わ

    2005-05-23
    screammachine
    screammachine 2005/05/24
    消したり謝ったりしてほしいわけじゃないのです。
  • ちほるとちほらがしょうがなく。 - 絶叫機械

    「エコノミークラス症候群!」 「頭っからそれかよ!」 「性懲りもなくまた登場なんですけれども」 「ニュースや面白いサイトなんかを紹介してね、ご機嫌をうかがおうかという」 「なるほど」 「知らなかったんだ、そうなんだ」 「さて、何か面白い記事はありましたか」 「ザイーガさんが紹介していた『エキサイト先生に中国語を教わる』は面白かったですね(ネタ元はid:kimchi:20041117#1100648590キムチ先生)」 「ははァ、中国語の小部屋ですね、中国語の暗号対応表と暗号を渡されて、暗号から中国語への翻訳はできるんだけど意味は全然わからないという」 「わかりにくいボケだね、違いますよ、カタカナで中→日翻訳すると、なぜか変な日語が出てくるというネタです」 「大筋は合ってるんじゃないの」 「何の大筋だよ。エキサイト翻訳はこちらですねhttp://www.excite.co.jp/world

  • 2005-04-21

    確認なしで日記生成されるヤツを踏んだひとの感情を想像するとつらい。しかも「騙された!」となっているところに「ネットリテラシーが足りない」呼ばわりだ、こりゃせつない。騙されたひとが製作者に対して「こういうバカ」って言うのは、見下した視点なんかじゃなくて、驚いたあげく正常な感覚を取り戻しただけだと思う。 「こういうバカ」とか、はなっから見下した視点でしか語れない人が多いのは、mixiユーザーのネットリテラシーがユーザー増加とともに相対的に低下してるのではないかなと思った。 id:kowagari:20050420:1113968020 関連:id:kowagari:20050419 ただし「正常な感覚」は状況如何で狂っているように見える。2ちゃんを見てもわかるとおり、モラルの低く見える人間ほど、他者からの攻撃に対しては、モラルを持ち出しがちなのだ。はまちちゃんのような態度で「窓が開いてたから家

    2005-04-21
  • 2004-02-26

    http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040224 あなたの言ってることは「バカは黙ってろ」ということと同じです。 難しいやアート理論や詩がわからない人間は、ヤツラがのさばるのを黙ってみてろ、と言ってるんですよ。 だから、インチキがどんどんどんどんのさばっていくんですよ! もう!やっと来た!これですよこれ、こういう気持ち!基理念! 今日打ち合わせで「何で通販番組なのか」とゆう話になったときに喋ったことにつながったッ!脳内で。 人間の脳には、情報を得ると快感を得るような仕組みがある。言葉をおぼえたり、他人と自分の違いを知ったりするために必要な仕組みだから、成長するとその「知る快感」は必要がなくなり、薄れていく。 でも人間は快楽に忠実なので、知る快感を得たくてたまらない。快感に忠実な人は勉強をしたり研究者になったりするが、勉強や研究で快感を得るのは時間もかかる

    2004-02-26
  • 2004-01-24

    <a href="http://d.hatena.ne.jp/season/20040124"><img src="http://screammachine.web.infoseek.co.jp/img/gokumon.gif" border="0" alt="獄門島漫画祭 90年代篇"></a> ドヤ街ダウン症がやってくれた!脅威のサウンドシステム「ゴクモン360」が、観客席を地獄に変える! 驚異的ドキュメンタリーの旗手、竹田監督が、ドヤ街ダウン症チームと共に送り出す新企画、それが「獄門島漫画祭り 90年代篇」だ!1990年から1999年にかけての10年間で、ワクワクさせられたマンガを選ぶという驚きのアイディア!最高のマンガを選び出すという企画は2003年にすてきなせいかつが世に送り出した伝説の「マンガアワード2003」が記憶に新しいが、なにしろこっちはスケールが違うッ!10年間ッッッ!

    2004-01-24
    screammachine
    screammachine 2005/04/08
    でもやるんだよ
  • ■ - 絶叫機械

    昨晩は竹田君と根敬の映像夜間中学に行った。映像夜間中学というのは、毎月二回、ビデオと講義で因果宇宙の断片を知ることのできる、素晴らしいイベントのこと。会場で上野川さんと熊谷さんに久々に再会。お互い来るべくして来た、という感じ。以下おおまかな内容。 いきなり根学長大遅刻、七時半開始のはずが八時半ほどに。今回は学長直筆の解説図と共に進むらしい、図はカレンダーの裏に書かれている。あの方みたいな人を理解するには、相合傘のイメージで挑むこと、との説明。相合傘の右側には「オレ私僕自分」左側には「平等平和差別反対自然保護」等と書かれている。学長「お題目が好きなんじゃなくて、お題目を唱えている…オレが好きっ、なんですよ(このあたりの喋りは当に最高)」 犬を大量に飼ってる人最新情報。ドキュメント番組で取り上げられていた新しい犬飼う人の話。インタビュアー(以下イ)「どうして二百匹も飼うんですか」犬飼う人

    ■ - 絶叫機械
  • 2004-12-30

    クラックというバンドが香田さん斬首映像をライブで上映、怒られる。 (id:syabuichi:20041228#p2) 知り合いとこの件について話したので、考えが混ざってしまった。 ぼくは斬首映像を上映したことに対しては、何も思いません。やって良いことと悪いことなんて区別はつける意味がないし、そもそも、そんな差はないと思います。面白さの違いは、映像の種類ではなくて、演出や構成力で生まれるのではないでしょうか。つまらないものはどんなに清廉潔白でもつまらないし、ひとの死を笑いものにしても、面白いものは存在します。事前にビラを撒いたという点からも、クラックさん方が「ショック死保険」的なことをしたがっていたのがわかるので、怒っているひとは、そういう宣伝とか、映画とか漫画とかも嫌いなのだろうなあ、っていうふうに考えたりしましたよ。 こうやって香田さんの首に関して考えて消費するのと、ライブの背景映像と

    2004-12-30
  • 2004-02-29

    映画『パッション』の真実」連載中!町山智浩アメリカ日記 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040226 に警告文?が掲載された。 ここはナウな若いみんなの広場、ではなく、オイラの日記です。 オイラの家も同様です。そこんとこよろしく。 ここで「公開されたWebスペースは家ではない」なんてことを言うのはやめてくれ、それが常識だって言い草は聞き飽きた。町山さんにこんなことを書かせた連中は反省する前に「面白くないことを書いた」ということに気づいてほしいものだ。 もちろんコメント欄に真面目に回答する町山さんの姿は胸を打った、だがしかしそれは当に必要なことだったのだろうか。結果的に町山さんが面白いことを書いたからといって、原因としてのつまらない書き込みが正当化されていいのだろうか。 否、断じて否である。何でおれが人様のコメント欄に書き込む量が極端に少ないかというと

    2004-02-29
  • 2004-05-01

    『いかにして100万円でインディーズ映画を作るか(ISBN:4845904586)』 ブレッド・スターン著 フィルムアート社刊 2000円 屋でロジャー・コーマンの『私はいかにハリウッドで100映画を作り、しかも10セントも損をしなかったか(ISBN:415203503X)』と比べて悩んだあげく買った。ロジャー・コーマンというのは映画プロデューサーで、ロシアから買った一の低予算SF映画を、アフレコして、撮り足して、2に増やしてアメリカで配給したり、山荘に行ってサスペンス映画を二日で撮り、時間が余ったからあと二日でギャング映画を撮ったりする人だ(うろおぼえ)。まあどちらも金をかけないで映画を撮る方法についてので、僕はこれに金を払うので結局金がかかっていることになる。バカみたいだ。 で、当の「100万円」がどうかというと、これがちょう役だつ、やるきのでるでした。やった!僕は100

    2004-05-01
  • 2004-02-12

    田舎の無人駅、向かいのホームでホシヒコ(id:crossage)さんが女子高生に刺し殺されてる、僕と竹田君(id:season)でベンチに座ってそれを見てる。 というわけでkowagariさんからバトンを受けましたよ、はてなダイアラー映画百選。よーしいい度胸だそこ並べ。 ビデオドローム(ASIN:B0000QWX5Y) この映画を初めて見たのは深夜の洋画劇場で、たぶん「戦慄の絆」公開に合わせた放送だった。今ではどうか知らないが、この頃は深夜3時頃からCMなしのノーカット放送なんてものもやっていた。 僕は毛布をかぶって、音量を小さくしながら、放送を待った。 もちろんビデオは標準でセットだ。 物語は、伝統的なSFサスペンスだった。ある陰謀に気づいたハードボイルドな主人公が、事件に巻き込まれながら敵を発見し、謎の博士の助言を受けて武器を手に入れ、敵のスパイだった仲間を殺し、敵のボスを倒したあとで

    2004-02-12
  • 「イノセンス」感想。 - 絶叫機械

    いわゆる普通の映画は、観客の脳にある情報と、映画内で語られる情報を交差させて、感情の動きを生むように作られている。「イノセンス」が面白いのは、観客に対して「それはお前が当に感じている感情なのか?情報の交点で刺激を受けているだけじゃないのか?」と、問いかけながらも、物語としての解決をしっかりとまとめてしまうところにある。 「当に君を好きなのかわからない」と言われながら抱きしめられる感じ。どっちだよ、と問いながら、胸に顔をうずめてしまう。監督を信じた観客は喜びと悲しみを同時に味わうのだ。そんな不安や快感を100回もおぼえていたら、脳がどうにかなってしまうだろう。 「イノセンス」を観るのは10回くらいにとどめておきたいものだ。 さて、作の主人公であるバトーは、失った同僚の面影を追いながら、習慣めいた日々を生きている。事件を追いながら、暴力を振るいながら、どこかむなしいバトーは、失った同僚−

    「イノセンス」感想。 - 絶叫機械
  • 2004-02-14

    よくわかる朝まで文化祭レポート http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20040214#1076729260 ……って終わっちゃだめだ。恐がりさんのレポートは微に入り細に穿っているので是非参照。僕は恐がりさんがあきらめた押井川井トークショーを最後まで見たのでそのレポート。 まずは紹介。押井監督は「まだ、自分でも何を作ったかわからないんです」「何百回も観ましたから、全部のカットも音もおぼえていますし、映画としては観れなかった」とうれしそう。「皆さんどうでしたか?」の問いに会場が拍手で答えると、腕を頭に回して照れのポーズ。押井監督可愛過ぎる。ほとばしる中年愛ですよ!で、川合さんはわりと普通、喋りもハキハキしていて、よどみない。 最初は司会のニュータイプ編集長が用意した音楽ネタ。イノセンスの予告編に「紅い眼鏡」のOPをかぶせる、名曲だなあ、作曲はイノセンスと同じ川井さん。

    2004-02-14
    screammachine
    screammachine 2005/04/05
    行ってみよう
  • 2004-03-24

    起きると編集者が全員布団の周りに立っている。「あの、原稿…」「いいよ別に」血の気サー、目覚め。 ↑なんか、まんが道っぽい夢ですね、売れっ子になりてーなー。えーと私信、ゴールデンウィークは金がないので全部空いてます!仕事はあるかもしれませんが……。 わー!4月のロフトプラスワンでイベントするのかおれたちは!13日火曜日は「ユーロ・トラッシュ不法集会in新宿 vol.2: トラッシュ映画大全科」25日は何と東雲会!そして29日はシネマ秘宝館!30日は『イノセンス』非公式ナイトだ!うわあ!10日の深夜はファビュラスバーカーボーイズ(id:TomoMachi)来日ギニャー!!(お昼でした!超健全!) やべー!気で血の気が引いてきた!なんか棒きれ持って走ってたら前から戦車が走ってきたみたいな恐怖感です!楽しい!死ぬ!楽しい! ↑某知り合いの雑記からの引用ですけれども、全然意味違うけどhttp://

    2004-03-24
  • キルビルの感想日記

    要約:キルビルを見た。「映画を殺す」というキャッチコピーは、間違いだった。キルビルは、オタクがあたりまえに楽しんでいる映画の見方を、そうでない人にも体感させる素晴らしい映画だった。 「特撮映画好き」にとって、映画はとはレイヤー構造を持った映像作品である。古い特撮映画、を好む人間には、物事を多層構造で見るクセがついている。子供の頃には気にもとめなかった模型が、大人の目にはハッキリと模型であるように映って見える。これを「普通の映画好き」は否定する、映画は完璧な嘘を志向するべきものであって、嘘臭いミニチュアや安いCG映画にとって害でしかないというのだ。だが、特撮映画好きはこれを好む、許容するのではない、あきらめるのではない、好むのだ。それは特撮映画好きが子供時代の記憶を追体験する為に特撮を見ているから、ではない。成熟した視点と、子供の頃と同じ感動を味わえる視点を、同時に持っているからだ。 特撮

    キルビルの感想日記
  • ごりやくとばち - 絶叫機械

    今日は、友達のアッコさんと片山と僕とで、成田山へ初詣に行きました。もちろん僕は無神論者ですから、行くだけで、お参りはしませんでした。だって、信じてもいないのに拝んだら、仏さんに失礼じゃないですか(?)。じゃあ行くなって話なんですが、それはそれ、これはこれ。人の波に呑まれながら、石段を昇り、賽銭箱に貯まった小銭を横目で見て、くじもひかず、帰路につきました。 さて、役者も坊主も根は同じ、口のうまい乞でございます。ありもしないものを、あたかもあるかのように見せる。その罪深き業のすぐれた者が、匠と呼ばれ、僧と呼ばれるのです。ただし、近代の役者は、一代、もって二代のはかない乞ですが、坊主は何百年もの間安穏と続く安定した乞であることをお忘れなく。成田山の石段を、不機嫌そうな顔でしゃなりしゃなりと降りて見せる坊主共を見て、僕はその認識を深めたのです。 歴史に甘えた大根役者共が、と。 とまァ、そんな

    ごりやくとばち - 絶叫機械
    screammachine
    screammachine 2005/04/05
    無神論者が初詣にいく話