タグ

2015年7月31日のブックマーク (7件)

  • 都築響一×磯部涼『ヒップホップの詩人たち』前編 - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)

    において、ラップ・ミュージックはいささか奇妙なジャンルとして成立している。アメリカのように、巨大な市場があるわけではない。では、アンダーグラウンドな思想を貫いているのかというと、必ずしもそうではない。それでも、既に30年近い歴史を持ち、途切れる事なく、芸術的創造と商業的成功に対する野心を抱えた若者が参入し、新陳代謝を促してきた。確かに、端からすれば、閉塞的に、もしくは、空回りしているように思えるかもしれない。いまだ、「日人がラップってwwwww」と嘲笑されることもしばしばだ。しかし、1歩踏み出して、中を覗き込んでみれば、あなたは意外にも多様で豊潤な表現と出会うことになるだろう。また、その場所は、多くの人が見て見ぬ振りをする社会のダーク・サイドの縮図でもある。2013年1月に、都築響一が上梓した単行『ヒップホップの詩人たち~ROADSIDE POETS』は、15人の日人ラッパーのイ

  • ネットも”現場”と化したヒップホップ界”擬装”したラッパーたちが歌うリアリズム

    もはやどんな事物もテクノロジーと無関係には存在できないこのご時世。政治経済、芸能、報道、メディア、アイドル、文壇、論壇などなど、各種業界だってむろん無縁ではいられない──ということで、毎月多彩すぎる賢者たちが、あの業界とテクノロジーの交錯地点をルック! [今月の業界と担当者] ラッパー業界/磯部 涼(音楽ライター) “黒ギャルアイドルラッパー”を自称するMINT氏に「アー写を送ってもらえますか」とメールしたら、このイメージが届いた。最新作『ミンちゃん』(ファイル)を発表したばかり。 クラブやストリートを神聖視するヒップホップという文化。ラッパーたちは、そんな“現場”で大仰に握手しながら、ローカルな絆を深めてきたように見える。ところが現在、ネットもラッパーたちの現場となった。そして、リアルな自己を顕示していたはずの彼らは、擬装する! 「(言いことは)なんもない はい終了!」――先日、リリース

    ネットも”現場”と化したヒップホップ界”擬装”したラッパーたちが歌うリアリズム
  • Hard Talk ― 対談:環ROY × 二木 信 ― | ele-king

    わざと日語ラップ・シーンに言及しているのに、そこを残念って言われても困る。そういう意図でやってるんだから。――環ロイ 提灯記事ばっかりなのが、また日語ラップの閉鎖性だと思うよ。というか、それが普通だと思って納得しているのはおかしいよ。――二木信 あっという間だった。環ロイと僕、そして同席したくれたY氏は渋谷の喫茶店で3時間ぶっ通しで話し込んだ。相手の話を真剣に聞き、自分の言葉で語り、そして時に沈黙した。最初、環ロイが待ち合わせ場所の喫茶店に入って来たとき、こちらの想像以上に殺気立っているように感じられた。いや、怒っていたのかもしれない。 この話は2ヶ月以上前に遡る。2月頭、僕が書いた環ロイの2作目となるソロ・アルバム『BREAK BOY』のレヴューが『ele-king』にアップされた。その後、環ロイから反論のメールが僕の元に届く。反論の中身については環ロイ自身の言葉に譲るが、メールはけ

    Hard Talk ― 対談:環ROY × 二木 信 ― | ele-king
  • 岸田日記Ⅱ #45|くるり official|note

    7月終わり。夏休みそれなりに満喫。8月は働く所存。久しぶりに音楽のこと書こう。この季節になると、数年前に戻らぬ人になったレイ・ハラカミ氏のことを思い出す。いやいや、別に湿っぽいこと書きたい訳でもなくて、彼が残していった数々の音楽は、今でも年中いつでも触れているんだけれどもね。フェスシーズンになると、Twitterのタイムラインの記事に、最近のフェスへの論評というか、こうあるべきとかそれは違うだろとか、そんなのをよく目にする。やってる音楽そのものに自覚的なミュージシャンたち…サカナクションの一郎くんとtelephones石毛くんの対談とかを読んで、なるほどなーと思ったりした。若いバンドがフェスを意識したテンポの速い曲調を作ることが仕事みたいになったりしてしまってることとか、スポーツ的に盛り上がるEDMとか、そういうものに多様性のある様々な音楽文化が阻害されていることとか。テンポの速い曲調も、

    岸田日記Ⅱ #45|くるり official|note
  • モーモールルギャバンが明かす活動休止の真実、そして迷いからの脱却「音楽がスポーツになってしまっていた」

    モーモールルギャバンが明かす活動休止の真実、そして迷いからの脱却「音楽がスポーツになってしまっていた」 モーモールルギャバンが、6月24日にアルバム『シャンゼリゼ』をリリースした。同作は、2014年5月にライブ活動無期限休止を宣言し、2015年3月に再始動した同バンドの記念すべき復活アルバムだ。従来通りのサイケデリックなアプローチは健在だが、これまでのどの作品よりもアレンジは必要最小限に、ゲイリービッチェ(ボーカル・ドラム)の歌を強調したものに仕上がっている。今回、リアルサウンドではメンバー3人にインタビューを行い、活動休止期間に起こった変化やアルバムのコンセプト、バンドシーンへの問題提起などを大いに語ってもらった。 「自分の思考回路を徹底的に断捨離しました」(ユコ) ――今回の作品を語るにあたり、外せないのは「活動休止からの復活」というトピックです。改めてライブ活動休止に至った経緯と、復

    モーモールルギャバンが明かす活動休止の真実、そして迷いからの脱却「音楽がスポーツになってしまっていた」
  • 石毛輝(the telephones)×山口一郎(サカナクション)対談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    音楽ナタリー Power Push - 石毛輝(the telephones)×山口一郎(サカナクション)対談 フェス常勝バンド2組の問題意識 the telephonesが無期限活動休止前最後のライブ「the telephones presents Last Party ~We are DISCO!!!~」を11月3日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催する。これを受けて音楽ナタリーでは、the telephonesの石毛輝と、このイベントに出演するサカナクションの山口一郎による対談を企画した。 ロックとダンスミュージックの境界を溶かし、アンダーグラウンドとポップフィールドを自在に行き来する2バンドのフロントマンが今抱える問題意識とは? 対談はフェス文化のあり方から、未来の音楽シーンの形がどうあるべきかまで多岐に及んだ。 取材・文 / 大山卓也 撮影 / 上山陽介 フェスで盛り上がるた

    石毛輝(the telephones)×山口一郎(サカナクション)対談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • gagle.jp

    This domain may be for sale!