OSS活動をしているエンジニアが採用で有利だったり、なんかエライとかカッコイイみたいな空気がある。 オープンソースを主軸にしている会社で働きはじめてから、人が何を前提として、何を指して「オープンソース」と言っているのか、どんどんわからなくなってきた。いったいなぜOSS活動が良いとされるのか。 可能性1 ▸ ソースがオープンである これは自明に思えるかもしれないが、本当にそうだろうか。ソースがオープンなのは良いことだという価値観は、そんなに広く受け入れられているだろうか。 たとえばうちの会社は「ソースはできる限りオープンであるべき」という信念を掲げているし、私にとってもそれは魅力的なポイントのひとつだった。さらには「すべてのソースはオープンであるべきで、オープンじゃないソフトウェアは使わない」という過激派も世の中には存在するが、いずれにしろこのようなオープンソース主義者が多数派であるとは思え
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