増田は「素数ゼミ」を知らないのかな? 素数ゼミとは素数の性質や使い方に造詣を深めるためのゼミであり、有名な受講者の中にはアメリカの牧師さんであるエンリコ・プッチ神父などがおられる。 そんな素数ゼミであるが、実は素数ゼミにも派閥が存在するということが最近になって明らかになった。13年ゼミ派閥と17年ゼミ派閥である。 両方とも素数だ。どちらも自らが本流の素数ゼミであると言ってはばからない。 しかし、両者はあまり互いに衝突することはない。 何故ならば彼らはそれぞれ13年、17年に一度しかゼミを開かないからである。 彼らが衝突するとすれば13と17の公倍数……221年に一回である。 それゆえ彼らは争わず、世に残り続けたとも言える。 さて、ここでは13年ゼミと17年ゼミを紹介したが、素数は他にも存在するはずである。 例えば11411も素数だ。 もし、11411年ゼミも存在するなら……? それは、古代