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ブックマーク / blog.livedoor.jp/route408 (5)

  • 呼び方の流派 : 有機化学美術館・分館

    12月11 呼び方の流派 気づけば2019年も残り20日ほどになりました。プライベートでいろいろあった年でしたが、考えてみればブログを2回しか更新していませんでした。館の復旧作業も進んでいないのですが(リンクの付替えでなんかうまく行かず苦戦しています)たまには何か書くかなあと思ったので、ちょっと昔の話でも。 筆者は、今を去ること25年ほど前に、理学部の研究室を出て製薬企業に入りました。会社でカルチャーショックを受けたことはいくつもあったのですが(みんな実験速っ!とか、溶媒って別に蒸留しなくても反応行くのかよ!とか)、とりあえず初めに驚いたのが「用語が通じない」ことでした。 配属初日、「佐藤くん、今日からこのプラッテを使ってね」と当然のように言われたのが第一の驚きでした。プラッテなんて言葉は初耳でしたから。さらに「ナスコルとマイヤーはこの器具庫にあるからね」といわれて(何を言っているんだこ

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    sds-page 2019/12/13
    ドラフトもベンチも野球用語っぽい
  • 日本の「国化合物」 : 有機化学美術館・分館

    1月27 日の「国化合物」 世界の国の多くには、その国を象徴する動植物が決められています。たとえば日の国花はサクラ、国鳥はキジ、国魚は錦鯉なんだそうです。国獣も決まっている国が多いのですが、日にはないようです。 このへんはご存じの方も多いと思いますが、たとえば「国石」もあることはあまり知られていないと思います。日の国石は水晶で、かつて良質の水晶を産したことからだそうです。 水晶(石英)の結晶構造 国蝶はオオムラサキで、これは1957年に日昆虫学会の総会で決められたのだそうです。何で蝶ばっかり、国蟻や国甲虫もあってもいいじゃないかという気もしますが、どうやらないようです。もし「国虫」を決めるなら、日の別名を「秋津島」というくらいなので、トンボにすべきではないかと個人的には思います。 国蝶・オオムラサキのオス(Wikipediaより) 2006年には「国菌」も決まりました。日醸造

    日本の「国化合物」 : 有機化学美術館・分館
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    sds-page 2016/01/27
    オリザニンがもう少し早く見つかっていれば・・・
  • 赤はなぜ色褪せるのか

    9月6 赤はなぜ色褪せるのか カテゴリ:有機化学構造 街を歩いていると、色あせた古い標識を見かけることがあります。 この標識は来鮮やかな赤色の矢印なのですが、ご覧の通りかなり褪色して薄いピンクのような色合いになっています。これに対し、国道のおにぎりマークや縁取りの青はまだ鮮やかさを保っています。このタイプの標識は、1995年から設置されるようになったものですので、20年ほどで赤だけがずいぶん色褪せてしまっているということになります。 このように、赤色が他の色より褪色しやすいというのは、ちょくちょくみかける現象です。ひどくなると下の写真のように、肝心なところがきれいに抜けて読めなくなったりします。大事なことは赤で書きたくなりますが、時の流れを考えるとあまり得策でないことがわかります。 さて、なぜ赤色はさめてしまいやすいのでしょうか?これは偶然ではなく、それなりの理由があります。まず赤い塗料

    赤はなぜ色褪せるのか
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    sds-page 2015/09/06
    長年紫外線を浴びて赤い色が消える事で真の姿が浮かび上がる芸術作品とかつくれそう
  • ナノチューブを溶かす意外なもの : 有機化学美術館・分館

    8月22 ナノチューブを溶かす意外なもの カテゴリ:有機化学 炭素でできた極細の筒・カーボンナノチューブは、夢の新素材、ナノテクの旗手として各方面の大きな注目を浴びています。化学・材料・物理学・生物など、ここ数年学術誌にナノチューブの文字が載らない日はまず一日もないというほど、各分野で盛んな研究が進められています。 しかしこうした応用研究を阻む大きな要因として、ナノチューブが各種の溶媒に溶けないという点が挙げられます。ナノチューブは互いに引きつけ合ってがっちりと絡み合った束を作る性質があり、これをほぐして溶媒に分散させるのは至難の業なのです。化学の世界において、反応や精製はたいてい溶媒に溶かして行うものですから、何にも溶けないという性質は極めてやっかいなものなのです。 また生物学方面の応用を考えるとき、生命を支える媒質である「水」に溶ける(分散させる)ことはほぼ必須の条件です。しかし炭素で

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  • 粉塵爆発のこと : 有機化学美術館・分館

    6月30 粉塵爆発のこと 27日、台湾でイベント中に起きた爆発事故は、多くの怪我人を出す大規模なものであったようです。イベントは、コーンスターチに各種の色を着けた粉を客席に向けて噴射する「カラーパーティー」と呼ばれるもので、この粉が爆発を起こしたものと見られています(動画)。 こうした、着色した粉を用いるイベントは、「Color run」などの名でブームとなっており、世界各国で行われているようです。日でも毎月のように開催され、多くの参加者が詰めかけています。 チリで行われたカラー・ラン しかし、なぜこの台湾のイベントでのみ爆発が起きたのか、どこの台所にもあるコーンスターチがなぜ爆発炎上したか、おそらくいろいろな条件が重なってのことだったと思われます。 粉塵爆発は、文字通り粉末状の物品が爆発することです。爆発しうる粉末の種類はいろいろで、小麦粉や砂糖、木やアルミニウム、コピー機のトナーなど

    粉塵爆発のこと : 有機化学美術館・分館
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    sds-page 2015/07/01
    エアロゾルで気化爆弾と同じ原理だからね
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