明治が西日本限定の販売に切り替えるスナック菓子「カール」に関連し、菅義偉官房長官は26日午後の記者会見で「私、食べたことないんじゃないかと思います」と述べた。「甘党」で知られる菅氏だけに、辛い菓子にはあまり関心を示さなかった格好だ。 同社が日本初のスナック菓子として、カールを売り出したのは1968年。「それにつけてもおやつはカール」のキャッチフレーズとともに国民的人気を集めたが、近年は売り上げが90年代のピーク時の3分の1ほどに低迷。北海道から中部までの地域で、8月生産分を最後に販売を終えると25日に発表していた。 カールは「菓子=甘い物」という常識を覆した商品としても知られている。会見で記者から「カールロス(カールがなくなることへの喪失感)」などについての質問が出ると、けげんそうな表情を見せた。(岩尾真宏)
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