今日は、敬語のうち「丁寧語」に近い(?)話です。 敬語には「謙譲語・尊敬語・丁寧語」の3種類がある。 よく知られているところです。 ここでよく「使い間違い」を指摘されがちなのが、 自分を下にへりくだる「謙譲語」 相手を上にたてまつる「尊敬語」 の明確な区別についてです。 たとえば、 「言う」を謙譲表現すれば、「(私が)申す」「申し上げる」。 尊敬表現ならば、「(あなたが)おっしゃる」。 同じく、 「来る」の謙譲語は「参る」。 尊敬語は「お越しになる」あるいは「いらっしゃる」になります。 ただ、「いらっしゃる」は「行く」「来る」「居る」の3通り使えるので、ちょっと厄介です。 いずれにせよ、慣れていればどうと言うことのない使い分けです。 しかし、相手に対して「いらっしゃいますか?」と言うべきところを「参られますか?」などと「滑稽なミックス敬語」が使われるケースも耳にすることがあって、混乱します
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