【3月27日 AFP】ほこりっぽい地下通路で四つんばいになり、下ろしたバックパックを手で前に押しながら進んでいく中、僕はパリの地下墓地、しかも立ち入り禁止区域のどこに魅力があるのかだんだん不安を覚えてきた。もう長時間はいつくばっているのにゴールは全く見えない。友人はもう何十年も経験があるので勝手は分かっているはずだが、それでも、もし僕らが道を間違えていたらどうなるんだろうか……。 パリの地下墓地「カタコンブ」の立ち入り禁止区域を探検するには、時にはこんな風に数百メートルを何時間も四つんばいで進まなければならない。(c)AFP / Geoffroy Van Der Hasselt パリの地下墓地「カタコンブ」は、光の都といわれるパリの地下数メートルに掘られたトンネルと洞穴が延びる暗い迷路の中にある。一般に開放されている場所はエッフェル塔(Eiffel Tower)の入り口ぐらい混んでいるが、
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