古生物学者のフェルナンド・ノバス氏がメガラプトル類「マイプ・マクロソラックス」の化石を本と照合する様子。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの国立自然科学博物館にて(2022年5月2日撮影)。(c)Juan MABROMATA / AFP 【5月4日 AFP】アルゼンチンの古生物学者チームはこのほど、サンタクルス(Santa Cruz)州で発掘された恐竜の化石が、当時の頂点捕食者だったとみられるメガラプトル類の新種のものであることが判明したと発表した。これまでに発見されたメガラプトル類としては最大級。 「マイプ・マクロソラックス」と名付けられた恐竜は、体重6トン、全長9〜10メートル、胴体の幅は1.2メートルと推測される。前足に鋭く湾曲した2本の長さ約40センチのかぎ爪を持っていた。 古生物学者のマウロ・アランシアガ(Mauro Aranciaga)氏によると、かぎ爪で小型恐竜を引き裂いて食
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