新しいプラットフォームの構築を目指し,情報システムはこれからどのように変わっていくのか。コスト削減の強い要請がある一方で,事業環境の変化への迅速な対応が求められる。クラウドコンピューティングなど新しい仕組みを駆使してシステムのプラットフォームを見直し,この矛盾を突破できないかという模索が始まっている。 2009年10月28~30日に開催されたITpro EXPO 2009展示会では,有力ベンダー4社から論客を招き,このようなテーマでトークパネルを実施した。パネリストはNTTデータの小林武博氏(システム方式技術ビジネスユニット 第三技術統括部 プラットフォーム技術担当部長),新日鉄ソリューションズの南悦郎氏(技術本部 システム研究開発センター 所長),日本ユニシスの廣田博美氏(ICTサービス本部 サービス商品企画部 部長),野村総合研究所の八木晃二氏(基盤ソリューション事業本部 基盤ソリュー