「コードの読まれ方が分かった」、工数見積もり精度向上に寄与:奈良先端科学技術大学院大学 森崎修司氏らが発表 「ソースコードの読まれ方の傾向がまた1つ明らかになった。これで派生開発、保守開発の工数見積もりの精度が向上する」――奈良先端科学技術大学院大学 森崎修司助教らの研究グループは、2009年9月~11月にかけて行ったソースコードリーディングのオンライン・ハンズオン、2010年1月、2月に行ったイベント「ソースコードリーディングワークショップ」、ほか3回におけるハンズオンの分析結果を発表した。 総計126人に、保守/派生開発プロジェクトを模した形式で複数のソースコードを読んでもらい、それぞれにかかった時間を計測、分析したところ、「ソースコードの読解時間はソースコードの行数だけで予測することは難しい」「大規模な変更の場合、コードレビューの経験があるとソースコードの読解時間を短縮できる」ことな
希望講座:自然言語処理学講座 取り組みたい研究テーマ:「機械翻訳」 NAIST に入ってから研究したいのは機械翻訳です。特に日中英相互の機械翻訳に取り組んでみたいと思っています。言語理論を実際的な問題に応用し、試行錯誤する過程で理論を練り上げていくことに興味があります。機械翻訳がもっと進んで使いやすいものになり、世界中の人とコミュニケーションを取るのに少しでも障壁がなくなるよう努力したいです。 機械翻訳を研究テーマにしようと思った背景には、高校生のころから人間の言語に興味を持っていたことがあります。そのころは漠然とことばの意味、文の意味について考えたいと思っていて、大学に入って言語哲学を勉強するつもりで、大学に進学してから哲学と言語学のどちらに進むかを決める予定でした。しかし、大学に入ってから学んでいく過程で言語自体に関心が移り、大学院では実際の言語を扱ってみたいと強く思うようになりま
今日,ソフトウェアやソフトウェアを含むシステムが社会に果たすべき責任が増大を続ける一方で,製品寿命は短くなり続けており,高品質のソフトウェアを短納期で開発することが至上命題となっています.このように非常にシビアな状況下での開発を成功させるためには,上流工程と呼ばれる,要求分析や設計を的確に行うことが必須です. ソフトウェア設計学講座では,ソフトウェアやソフトウェアを含むシステムの開発・設計を支援する技術についての研究を行います.特に,人間の持つ創造性をスポイルしない形での工学的支援として,設計プロセスや設計情報のモデリング理論や実装技術を中心に取り組んでいます.また,企業との共同研究などを通じた実践的アプローチも重視しており,企業との交流も活発に行っています. ソフトウェア設計学研究室では,ソフトウェアやソフトウェアを含むシステムの開発・設計を支援する技術についての研究を行います.主なテー
話題の買取ビジネスを始める 買取フランチャイズとは 不況知らずの買取ビジネスともいわれ、街中を歩いていると、よく買取屋さんの看板や店舗を見かけます。買取してくれる品目のイメージとしては、貴金属、ブランドバッグ、時計、金券・チケット類などがすぐ浮かぶのではないでしょうか。査定をする方が鑑定をし、買取って、現金に換えてくれるというものです。利用者は使い勝手が良く、年齢を問わず数は増えている状況にあります。 売る側からすると、ゴミ同然かもしれない不用品や不要品に値が付く可能性があるわけですから、利用しない手はないでしょう。一方、買取ビジネスの経営側から見てみると、コンビニや塾などのフランチャイズより効率の良いビジネスとして、経営メリットは大きいといわれています。 買取ビジネスでの3大メリットを挙げてみると、①小スペースでも可能、②人件費がかからない(一人で開業の場合)、③在庫リスクが低いというこ
「日本でゼロからクラウドを生み出すムーブメントを作り出したい」(実行委員長 門林雄基氏)---“クラウドを支える技術”の開発力を競う「クラウドコンピューティングコンペティション」が2009年6月11日、Interop 2009の会場で開催された(写真1)。企業や大学・大学院の研究者、そして高校生を含む若手エンジニアが、新しいアイディアと技術力で作り上げたクラウドコンピューティングの基盤ソフトウエアを披露した。 クラウドコンピューティングコンペティションは、奈良先端科学技術大学院大学の門林雄基准教授らの呼びかけで実現したイベント。若手のエンジニアがP2P(ピア・ツー・ピア)技術や分散データ処理技術といったクラウドコンピューティングの基盤技術を開発し、その成果を競う。検証環境として、情報通信研究機構(NICT)が運用するクラスタ環境「StarBED」のコンピュータを最大1000台まで使用可能で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く