これまで一握りの「新しいもの好き」だけが使うような、マニア限定のイメージもあった仮想通貨。最近、大手銀行も活用を打ち出し、拡大の様相を見せる。その土台となる技術が「ブロックチェーン」だ。 ビットコイン、5兆円超流通 インターネットを通した取引で使用できる仮想通貨が広がってきた。例えば、最も使われているのがビットコインという仮想通貨で、世界での流通量は5兆円を超える。導入している店舗では、専用のアプリを入れたスマートフォンで料金などを支払える。とはいえ、仮想通貨は日本ではまだ、なじみが薄い。 家電量販店のビックカメラは4月、ビットコインで支払いができるサービスを一部店舗で始めた。格安航空会社のピーチ・アビエーションも年内に、航空券の購入に使えるようにする。仮想通貨がじわりと日常生活に広がりつつある。 ビックカメラはサービス導入の狙いを「海外からの観光客の利用を見込んだ」と明言する。海外からの
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