1月3日 修士論文の構成 第2章の書き方 論文を書く作業は、論文のメッセージはなにか、そのメッセージを伝えたい人はだれか、を考える。そして、そのメッセージを思いつく過程を書き(思いつくまで、つまりはアブダクション)、そのメッセージを証明できる形に変形し(仮説構築、プロトタイプ構築、概念枠組み構築)、それを証明する。(演繹法、帰納法、仮説演繹法、アブダクションなどの手法を使う)。そして証明した仮説の意味を考察して終了。これは学会論文だろうと博士論文だろうと修士論文だろうと同じである。この流れが論文の構成の核になる。 したがって 第1章:主題の説明、なぜその主題を選んだか、その主題をコンセプト(仮説、プロトタイプ)に置き換える。その概要と証明した結果、それが社会に及ぼす影響、などを書く。 第2章:関連研究レビュー 第3章:コンセプトをおもいつくまでと思いついたコンセプトの提示。 第4章