【NET&COM2007】「IT産業よ,工業化による品質向上でマトモな産業になれ」---CSK取締役 有賀貞一氏 「これまでソフトウエアはずっと作品だったが,工業製品へと扱いを進展させるべき時期が来た」---。2007年2月9日,NET&COM 2007の基調講演においてCSKホールディングス取締役の有賀貞一氏は,一向に工業製品としての扱いがされていないソフトウエア産業を斬るとともに,将来のソフトウエア業界のあるべき姿と対処策を説いた。 「現在のITはインフラ化とコモディティ化が進んでおり,品質に対してピンときていない人が増えた。トラブル発生時に業務を継続するということについてよく考えているとは思えない」---。講演で有賀氏は,IT業界のゆるい気分を一気に斬ってみせた。2007年問題に対しても,製造業は重要視しているものの,IT業界ではあまりピンときていないという。 ソフトウエア開発の工学
![【NET&COM2007】「IT産業よ,工業化による品質向上でマトモな産業になれ」---CSK取締役 有賀貞一氏](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)