見積もりって言っても見積もる対象は様々です。 システム開発における見積もりでは、規模、工数、コスト、スケジュール、費用対効果などが見積もりの対象になります。 ここでは、規模、工数、コストについてまとめてみます。 規模 開発対象となるシステムの規模、あるいは、プロジェクトの規模のことです。システムの規模は最終成果物であるシステムの大きさのことで、プロジェクトの規模は開発メンバー数や開発期間などプロジェクトの大きさのことです。 見積もりではまず、開発対象なるシステムの大きさを計測します。 大きさを計る基準(単位)になるのは、LOC、FP、ユースケースポイントなどがあります。 これらの基準を求めるために、類推法やFP法、ユースケースポイント法などを適用します。 工数 開発に必要な人年、人月のことです。たとえば、工数が12人月と算出された場合、1人で作業した場合12ヶ月かかる、という意味になります