IBMには、IBM海外支援チーム(Corporate Service Corps)という、社員がNGOの専門家と協力し、世界の新興市場などで経済、環境、教育分野の基盤構築を支援するプログラムがあります。2007年にプログラムを発表し、翌年の3月に第一回のメンバーが派遣されました。その後、毎年実施され日本IBMからもこれまでに51名の社員が世界17カ国に派遣されています。 IBM社員が持っているスキルや知見を世界の人々に役に立ててもらおうという社会貢献的な側面と派遣された社員にグローバルな問題解決力、コミュニケーション力など今後の仕事においてリーダーに必要な体験を得てもらうという人材育成の目的もあります。実際に海外で活動する期間は1ヶ月ほどですが、事前に当地の習慣、文化、言語、参画するプロジェクトの目標、社会経済情勢および政治情勢について学習するための3カ月間の研修を受講します。滞在の一ヶ月