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アジア主義 わかりやすくの検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 宮台真司とは何者か?|中森明夫

    2022年11月29日、宮台真司氏が暴漢に襲われた。彼が教授を務める東京都立大学のキャンパス内で何者かに背後から頭を殴られ、刃物で首や背中や腕などを斬られて、救急搬送された。犯人の男は逃走し、警察が行方を追っている。そのニュースは大きな衝撃をもたらした。 宮台氏は、30年来の私の友人である。愕然とした。身が震え、その夜は眠れなかった。 宮台氏は重傷だが、命は助かった。数時間もの大手術を受け、何十針も縫ったという。心配でたまらない。どんな痛い、辛い、恐ろしい思いをしているだろう……。 12月3日、お昼のこと。突如、宮台さんからメールが届いた。えっ! 目を疑った。襲われてまだ4日だ。全治1か月の重傷で入院しているはずなのに……。 実は、今回の事件の前に宮台さんにメールを送っていた。2023年2月に私の新著が出る。寺山修司が今も生きていて、80歳代半ばで、アイドルグループをプロデュースする。その

      宮台真司とは何者か?|中森明夫
    • 【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

      2020年6月〜2020年9月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナウイルスの影響で各社延期していたのが一気に出たのか偶然かは分かりませんが、今期は世界史関連の本が多かったです。いつもは30冊の紹介ですが、今回は50冊紹介いたします。 この記事ですが、ブックマークしてメモ代わりに使ってもらえるといいと思います。ぼくも大型本屋に行ったときは、この記事を見ながら本探しをしています。 それでは参ります。 1. 『岩波新書〈シリーズ 中国の歴史〉 5 「中国」の形成 現代への展望』 岡本隆司 著 岩波新書 2020/7/17 「中国」の形成 現代への展望 (シリーズ 中国の歴史) 作者:岡本 隆司 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 さまざまな勢力が併存、角逐する一七世紀。そのカオスを収拾し、東アジアに君臨した清朝の「盛世」から、多元共存システムがほころびをみせる一八世紀。西洋の衝撃、

        【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
      • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 対談:ホー・ツーニェン×浅田彰《旅館アポリア》をめぐって

        あいちトリエンナーレ2019が波乱の内に閉幕する前日に、主会場のひとつである豊田市で参加アーティストと批評家による対談が行われた。対談のテーマは、近現代史に材を取った新作インスタレーション。神風特攻隊、京都学派の哲学者たち、小津安二郎、横山隆一……さまざまな要素が盛り込まれた作品はどのようにつくられたのか。作品が持つ現代的意味とは何か。スリリングな対談を、ほぼ完全な形で採録した。 構成:編集部 通訳:田村かのこ 翻訳:新井知行 写真:谷川ヒロシ(展示写真とも) 協力:あいちトリエンナーレ2019 浅田 最初に、あいちトリエンナーレ全体について話しておきたいと思います。昨日は台風19号が吹き荒れましたが、あいちトリエンナーレは「表現の不自由展・その後」をめぐって、「メディア台風」に襲われた。つまり、ネット右翼が巻き起こしマス・メディアにまで広がったストームですね。それはたいへん不幸なことでし

        • 増田のやべーやつ番付(2021年7月場所)幕内

          (3大関が優勝を競った今場所。誰にするか正直悩みました。→前回の【幕内】・【十両以下】)→【今回の十両以下】) 横綱(触れてはならぬ人たち)字下げ増田昭和時代やイオン、女装子などの例外を除き、森羅万象を罵倒して回る増田。自身の経歴からか、特に法や行政、裁判所を目の敵にしている。 何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍botや低能先生に劣らぬ危険人物。 ここ最近は投稿頻度が若干低下しており、増田では影が薄くなっている印象もあるが、自分語りによれば殺害予告による二度の逮捕歴に加え、今なお各所でトラブルを起こしているらしい。 仮に事実なら、リアルでの迷惑度ではかつての低能先生に次ぎ、未だ他の現役増田の追随を許さない存在である。 文頭をスペースで空けるため、「字下げ増田」と呼ばれる(ごく稀に空けないこともある)。得意技は怪文書じみた判決文やセルフ精神鑑定。 なお、増田で本格的に暴れ

            増田のやべーやつ番付(2021年7月場所)幕内
          • 隠された歴史から未来へ - Arahabaki’s diary

            ご訪問いただきありがとうございます。☆を頂いたり記事をお読み頂いたり感謝しております。 前から書いていますけど、私は戦争の歴史について詳しく調べたことがあります。それで、今日は終戦の日なので戦争の話を書きたいと思います。 実のところ昔の私は、日本はアジア解放のために戦っていたとか、アメリカの罠に嵌められたとか、スターリンに騙されたとか色んな話を真に受け、本気で怒っていたことがあります。 確かに調べれば、ローズベルト大統領は人種差別主義者で日系人強制収容したし、自分の権限を強めるため戦争を利用しました。そしてアメリカ軍は非人道的な無制限潜水艦作戦や無差別都市爆撃(原爆投下もあります)など、容認できない戦争犯罪も使って日本に勝利しています。 ただし、では日本に何も問題がないかというと、そんな簡単ではありません。 でも日露戦争や第一次世界大戦への参戦あたりまでは、日本の振舞は国際常識から見ても普

              隠された歴史から未来へ - Arahabaki’s diary
            • 小川幸司・成田龍一編『世界史の考え方』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

              5月17 小川幸司・成田龍一編『世界史の考え方』(岩波新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 「シリーズ 歴史総合を学ぶ」の第1巻。今年度から始まった高校の「歴史総合」を見据えて、「歴史総合」の議論にも大きな影響を与えてきた著者2人が、岸本美緒、長谷川貴彦・貴堂嘉之・永原陽子・臼杵陽をゲストに迎えて、歴史に関する本を読みながら近現代を中心とした世界史と歴史学について考えるという構成になります。 章ごとに3冊の本がとり上げられており、それを著者2人+ゲストが紹介しながら、時代の特徴や歴史学の展開を語っていく形で、刺激的な議論がなされています。 ただ、前半については文句がなしですが、後半の本のセレクションについては個人的には大いに問題があるように感じます。 第一章 近世から近代への移行とり上げられている本:大塚久雄『社会科学の方法』、川北稔『砂糖の世界史』、岸本美緒『東アジアの「近世」』ゲスト

              • 見えているものを見る - kyokoippoppoの日記

                ページごとよけました 卒業式が行われた日の午後は、すぐに着替えて消毒作業と片付けを行い、帰宅したらもう疲労困憊でした。 それでも、卒業式で味わった思いの醒めぬうちにと記事を書き上げました。 暖かいメッセージや励ましのスターをたくさんいただき、とてもうれしかった!! ありがとうございます。 さて、その晩、日々慌しく読まずに積まれていた新聞に手をつけました。 疲労困憊の凹んだ目で見出しを追うのが精一杯、読んでいるという状態ではありませんね。 それでも、私はある一枚に目を留め、引っ張り出したのです。 ハサミを取るために立ち上がる気力もなく、ペロンとよけただけ。 この記事です。 よけてどうする?? この先のことは考えられませんでした。 そして連休に!! 目覚ましに頼らず起きて、自由にやりたいことの優先を決められる・・・お休みの日はやはりうれしい!! 皆さんのブログをゆっくり読むことができるのも、う

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                • パリ講和会議における「人種差別撤廃問題」について - 電脳塵芥

                  www.kantei.go.jp 「提案の進展を、全米千二百万の有色の人々が注目している。」 百年前、米国のアフロ・アメリカン紙は、パリ講和会議における日本の提案について、こう記しました。 一千万人もの戦死者を出した悲惨な戦争を経て、どういう世界を創っていくのか。新しい時代に向けた理想、未来を見据えた新しい原則として、日本は「人種平等」を掲げました。 世界中に欧米の植民地が広がっていた当時、日本の提案は、各国の強い反対にさらされました。しかし、決して怯(ひる)むことはなかった。各国の代表団を前に、日本全権代表の牧野伸顕は、毅(き)然として、こう述べました。 「困難な現状にあることは認識しているが、決して乗り越えられないものではない。」 日本が掲げた大いなる理想は、世紀を超えて、今、国際人権規約をはじめ国際社会の基本原則となっています。 っていう安倍首相の所信表明演説がありましたので、パリ講

                    パリ講和会議における「人種差別撤廃問題」について - 電脳塵芥
                  • 宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介

                    ★以下は、学習院大学での講演@二〇二三年十一月二五日のために事前に準備したノートです(ディスカッションを受けて、後日の加筆修正あり)。いつか書かれるべき『ナウシカ論』のための助走用のノートでもあります。ご批判を受けながら時間をかけて書き進めていくつもりです。よろしくどうぞ。(現状約32,000字) こんにちは。本日はお招き頂き、ありがとうございます。在野で、独学で批評を書いて生業にしている杉田俊介と言います。 まずは個人的な話からはじめます。私はこれまでに『宮崎駿論――神々と子どもたちの物語』(二〇一四年)、『ジャパニメーションの成熟と喪失――宮崎駿とその子どもたち』(二〇二一年)という本を刊行しました。『宮崎駿論』は幸いにも繁体字と簡体字に翻訳され、後者はまもなく繁体字版が刊行されます。後者の「あとがき」にも書いたのですが、わたしの宮崎駿論は三部作の構想になっています。もう一冊、『千と千

                      宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介
                    • 我ら愛国・民族派、クルド人差別に断固反対する!

                      鼎談参加者 木村三浩(きむら・みつひろ) 昭和31年生まれ、一水会代表。塾員有志でつくる慶應義塾大学戦没者追悼会実行委員。 坪内隆彦(つぼうち・たかひこ) 昭和40年生まれ、慶應義塾大学法学部卒。著書『アジア英雄伝』『維新と興亜に駆けた日本人』『GHQが恐れた崎門学』『木村武雄の日中国交正常化』等。 小野耕資(おの・こうすけ) 昭和60年生まれ、青山学院大学大学院博士前期課程(史学専攻)修了。著書『筆一本で権力と闘いつづけた男 陸羯南』『資本主義の超克』『大和魂の精神史』『読んでおきたい日本の「宗教書」』等。 概要 昨年頃からか、埼玉県の川口市・蕨市に住む在日クルド人について、危険な車輛運転、暴動、ゴミの放置、公園やコンビニ前での屯(たむ)ろなどの迷惑行為によって地域社会への脅威を与えているとして、主にツイッター(X)などのSNS上で批判が巻き起こっている。 だが、そもそもそうした「迷惑行

                        我ら愛国・民族派、クルド人差別に断固反対する!
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