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イスラム国 勢力図の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 安全保障のハイブリッド化(1)注目されるワグネルのアフリカ版図拡大 | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団

    本稿では、IINAへの坂根宏治氏の2022年3月11日の寄稿[1]でも触れていたロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ(Wagner Group、以下ワグネル)のアフリカ展開を更に掘り下げる。ウクライナ侵攻に対する欧米諸国の経済制裁等でロシアの孤立が深まる一方で、アフリカにおけるワグネルの進出が続いている。ウクライナ戦の長期化で世界的な不況・食料不足が懸念される中で、ワグネルの活動範囲の拡大はアフリカの政治経済にどの様な影響を及ぼしていくのか。本稿では、近世西欧に始まる中央主権国家体制は武力行使・資本蓄積・行政の一元化を経て誕生したというティリー(Charles Tilly)の論点に基づき、アフリカ諸国でのワグネルによる治安維持と天然資源支配を検証し、それが統治に及ぼす中長期的展望を考える[2]。 ワグネルは2017年頃から軍事訓練・武器供与・要人保護・対テロなどの契約でアフリカ諸国に進出

      安全保障のハイブリッド化(1)注目されるワグネルのアフリカ版図拡大 | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団
    • 「フセイン独裁政権の方がましだった」 米軍侵攻20年、混乱収まらず中東勢力図は変化 イラクは今(上) | 47NEWS

      公共機関の建物の壁に掲げられたイラクのフセイン元大統領のポスター。「暴君の終わり」と書かれている=3月9日、イラク・バグダッド(共同) 米軍主導のイラク侵攻(イラク戦争)でサダム・フセイン独裁政権が崩壊してから4月で20年となった。この間、イラクは一時、内戦状態に陥り、テロも多発した。現在も宗教・宗派、民族間の分断は深刻で、戦後の混乱は収まっていない。市民からは「フセイン政権時代の方がましだった」という声さえこぼれる。また、イラク戦争を分岐点として、中東地域の勢力図も大きく塗り変わった。あの戦争は何をもたらしたのか。日本が陸上自衛隊を派遣した南部サマワはどうなっているか。戦争後に台頭した過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点だった北部モスルは―。イラク各地を回り現状を取材した。2回に分けて報告したい。(共同通信=吉田昌樹) ▽多くの検問所と武装要員 首都バグダッドを3月に訪れると、あちこち

        「フセイン独裁政権の方がましだった」 米軍侵攻20年、混乱収まらず中東勢力図は変化 イラクは今(上) | 47NEWS
      • 世界の警察に復帰したトランプ政権の欧州・中東戦略

        オバマ前大統領が、2013年9月に「米国は世界の警察ではない」と宣言してから6年近くがたった。この間、欧州ではロシアのウクライナへの介入、中東では過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭やシリア内戦の継続など、世界レベルで見れば平和とは程遠い状況が続いている。米国は中国に対して「関与(Engagement)戦略」を推進してきた。その中国が今になって米国の脅威になったのも、この影響と言えよう。世界では、警察機能の弱体化が犯罪の増加につながるという単純な図式、つまり社会現象の縮小版がグローバルレベルで起こったのである。 基本は軍事合理性と経済合理性の融合 その後に登場したトランプ大統領も、最初のうちはバノン元首席戦略・上級顧問の発想を採用、「アメリカ・ファースト」を掲げた外交戦略の見直しで米国の経済負担の縮小を目指した。この基本線は今も変わらないものの、その後、マティス前国防長官が主張したテロ一

          世界の警察に復帰したトランプ政権の欧州・中東戦略
        • タリバン、IS-K、アルカイダ、パキスタン系…複雑怪奇なテロ組織の勢力図を紐解く(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

          <誰と誰が味方? 空港自爆テロにはタリバン一派の影が? 「ISホラサン州」とタリバンの無視できない協力関係> カブールのモスクで演説をするハリル・ハッカニ(8月20日)。アメリカに500万ドルの「懸賞金」を懸けられている VICTOR J. BLUEーTHE NEW YORK TIMES/AFLO アフガニスタンの暗い過去を思い出させると同時に、新たな暗黒時代の到来を予感させる出来事だった。8月26日に首都カブールの空港周辺で起きた自爆テロのことだ。 【動画】ISの奴隷にされた援助ワーカーの女性ミュラー 8月半ばにイスラム原理主義勢力タリバンが全土掌握を宣言したのを受け、空港周辺は国外に逃れようとする市民と、それを管理しようとする米国や同盟国の関係者とでごった返していた。この爆破テロによる死傷者は米兵13人を含む数百人に上った。 そのメッセージは明白だ。母国を「捨てる」市民を殺して、彼らに

            タリバン、IS-K、アルカイダ、パキスタン系…複雑怪奇なテロ組織の勢力図を紐解く(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
          • アフガニスタンとタリバンを解説 グレートゲーム、ソ連侵攻、9.11テロ、米国の空爆…:朝日新聞GLOBE+

            古代はイラン王朝などに従属 古代よりアフガニスタンの地は、メディア王国やアケメネス朝ペルシャなどイラン系王朝の勢力圏だった。 その後もアラビア半島からのイスラム諸王朝やモンゴル帝国、ティムール帝国に占領されるなど外部の支配が続いた。 本格的に国が形成されたのは1747年になってからだ。イラン(アフシャール朝)に属していた遊牧民パシュトゥン人らが独立し、王国(ドゥラニー朝)が成立。ただ、国内の権力闘争が続いて支配者が交代するなど安定はしなかった。 「グレート・ゲーム」で犠牲、そして再独立 一方、対外的にはイギリス、ロシア両帝国の「グレート・ゲーム」に巻き込まれていった。インドを征服して北上するイギリスと、南下政策を採るロシアがアフガニスタンで「鉢合わせ」し、この地が争奪の対象となった。 ロシア帝国とイギリスの「グレート・ゲーム」の状況=Google mapsをもとにGLOBE+編集部が作成

              アフガニスタンとタリバンを解説 グレートゲーム、ソ連侵攻、9.11テロ、米国の空爆…:朝日新聞GLOBE+
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