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オングストローム 単位の検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog

    電子メール、ネットワーク機器集中管理、異常検知、分散処理、クラウド基盤などのシステム開発に従事。古代Rubyist。 CLI や TUI なアプリケーションを使っていると、端末の画面が崩れてしまうことがよくあります。 たとえば、こんな TUI が、 環境によってはこんな感じで崩れます。 スクロールなどをしながらしばらく使っているとさらにどんどん崩れていきます。 こうなってしまった場合、とりあえず Ctrl-l で画面を再描画することで、大抵はなんとか読める程度にリセットできますので、ことあるごとに Ctrl-l を連打することになります。 ですが、どうしようもないケースもままあります。 例えば、私の場合は以下のようなシチュエーションで困ります。 w3m でテーブルなどを表示するとレンダリングが崩れる less でログの閲覧の際に表示されるべき文字が表示されず見落としが発生する Wander

      端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog
    • スパコンによる大規模分子動力学計算の現状

      はじめに 最近、以下の新しい論文を投稿しました。 Effects of polymers on the cavitating flow around a cylinder: A Large-scale molecular dynamics analysis 高分子が円柱を過ぎる流れに対して与える影響を分子動力学法で解析したものです。私も共著者には入っていますが、筆頭著者である浅野さんが中心となって計算、解析したものです。 計算規模は、概ね100ノード20万コア5億原子100時間/1ランを複数回実行するくらいです。この論文は物理の論文ですが、本稿ではこの計算の「大きさ」についてつらつら書いてみようと思います。 分子動力学法の計算コスト この論文で用いられている計算手法は分子動力学法(Molecular Dynamics method, MD)と呼ばれるもので、原子の間に働く力を計算し、位置を

        スパコンによる大規模分子動力学計算の現状
      • Intel、nmではない新命名法でのロードマップを発表 次は「Intel 7」に

        米Intelは7月26日(現地時間)、オンラインイベント「Intel Accelerated」を開催し、パット・ゲルシンガーCEOがプロセッサのプロセスとパッケージングのロードマップを発表した。 向こう50年間の計画で、プロセッサ分野でのリーダーシップ奪還が最終目標となっている。 命名方法も変わる。今年後半に予定されている第12世代Alder Lakeから、これまで採用してきたnmベースのノード命名法ではなく、「業界全体のプロセスノードのより正確な見解」と、Intelがその状況にどう適合するかを示すための命名スキームを採用する。 現行最新のIntel製デスクトップ向けプロセッサは3月に発表の14nmプロセス採用の「第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Rocket Lake)」、モバイル向けは5月発表の10nmプロセス採用Tiger Lakeだ。台湾TSMCや韓国Samsung El

          Intel、nmではない新命名法でのロードマップを発表 次は「Intel 7」に
        • ムーアの法則は終わらない、imecが1nm未満プロセスに向けたロードマップを公開

          ベルギーimecは2021年11月、日本向け年次技術紹介イベントである「ITF(imec Technology Forum) Japan 2021」を開催し、日ごろの研究成果と今後の計画を発表した。従来は、都内のホテルで開催されてきたが、コロナ禍を踏まえ、バーチャルオンライン形式で行われた。 図1 ITF Japan 2021の講演の様子 (著者によるスクリーンショット) 「ムーアの法則」は、新構造・材料・3次元化で延命へ 「ムーアの法則」が限界を迎えたという悲観的な指摘がすでに前世紀の終わりごろから出回っている。だが、imecは、半導体産業の成長の原動力ともいえる「ムーアの法則」を終わらせないためにプロセス微細化による集積度の向上に懸命に取り組んできた。そして、2020年に至るまで過去50年以上にわたり「ムーアの法則」は継続していると主張している。今後は、超微細化に加えて、新たなデバイス

            ムーアの法則は終わらない、imecが1nm未満プロセスに向けたロードマップを公開
          • 2024年の首位奪還を目指すIntelが社運を賭けている「2つの最先端技術」とは?

            先進的なチップ製造でTSMCとSamsungに後れを取っているIntelは、2024年末にリリース予定のデスクトップおよびラップトップ向けチップ「Arrow Lake」で大胆な巻き返しを狙っています。Intelの先端チップを支える次期プロセスノード「Intel 20A」に投入されると見られている2つの革新的技術「RibbonFET」と「PowerVia」について、アメリカの電気電子学会の技術誌・IEEE Spectrumが解説しました。 In 2024, Intel Hopes to Leapfrog Its Chipmaking Competitors - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/intel-20a Intelは長年にわたり半導体産業を主導してきたチップ製造の雄ですが、2018年に10nmプロセスノードへの移行の後れが表面化してチッ

              2024年の首位奪還を目指すIntelが社運を賭けている「2つの最先端技術」とは?
            • DNAからmRNAへ転写される反応のメカニズムを世界で初めて解明 -分子生物学のセントラルドグマ解明の手がかりをつかむ- — SPring-8 Web Site

              理化学研究所 Dmitry G. Vassylyev 横山 茂之 ウイルスからヒトに至る多くの生物は遺伝子;DNAを持っています。DNAは、主に、生命活動の維持に不可欠な、タンパク質を合成するための設計図として機能しています。DNA上の遺伝情報は、先ず、メッセンジャーRNA(mRNA)と呼ばれる物質へコピーされ、mRNAの情報をもとにタンパク質が作られます。この「DNA→mRNA→タンパク質」という細胞内における遺伝情報の流れは、生命の営みの基本的かつ普遍的な反応であるため、“分子生物学のセントラルドグマ”と呼ばれています。したがって、これらの反応の詳細なメカニズムを解明できれば、生命現象の根本を理解することができます。 DNAからmRNAへコピーされるステップは「転写」と呼ばれ、遺伝子が働き始めるための最初の段階として重要です。RNAポリメラーゼは、転写反応を直接つかさどっている重要なタ

              • Affinity Publisherで日本語処理(1)禁則処理 | CS5

                2019年07月24日2019年12月22日 前回の続きです。次の図は前のエントリのテキストをAffinity Publisherに配置したものです。アキが分かりやすいように行揃えは左にしてあります。1行10文字です。なお、段落の初期値で段落後のアキがついているので、それは解消しています。 Affinity Suite(バージョン1.7)では下図の赤丸部分のように日本語の禁則処理ができていません。 実はそれだけではなく、括弧類の受けと起しの間が分割禁止になっている状況があります(下図の青丸部分)。 これを正規表現検索置換機能を使って禁則処理を行います。ただし、現状では追い出し処理のみです。追い込みができるようになるには約物の文字幅処理が必要です。 1.行頭禁則文字の処理 「行頭禁則文字」というのは「行の最初に来てはいけない文字」という意味ですが、実は「前の文字と分割してはいけない」とい

                • 「ベキ分布」:リンク集

                  ここでは \(\small 10000/x\) という関係でしたが, 一般には \(\small C/x^a\) というような関係にあるのが 「ベキ分布」です. ただし,このような関係をグラフにすると, 最初は非常に大きな桁数の値になり, その後は桁数の小さな値がダラダラと続きます. このように大きな値と小さな値が混在するときは, 縦軸の目盛りを常用対数にとるのが一般的です. 常用対数 常用対数は,要するにすべての値を \(\small 10^a\) のような 形で表して,その指数部分を考えようとするものです. たとえば,1光年は 約9,460兆メートルです. 大きめに見積もって「1京メートル」とすると, 「10,000,000,000,000,000 (m)」となりますが, この値を10のべき乗で表すと \(\small 10^{16}\) であり, 指数部分だけみると「16」という値に

                  • imecが2036年の2Å実現に向けた新たなロードマップを発表 - Future Summits 2022

                    ベルギーの独立系先端半導体研究機関であるimecは、2022年5月17~18日(欧州時間)にアントワープで開催した年次技術発表イベント「Future Summits 2022」(6月1日時点では、有料オンデマンド放映中)で、14年後の2036年に2Å(オングストローム)に至る半導体プロセスの微細化ロードマップを発表した(図1)。 imecは、(1)蘭ASMLと共同開発を進める新しい半導体露光技術(高NA EUVリソグラフィ)、(2)革新的な半導体デバイス構造/構成材料、(3)相互配線層構造などを組み合わせることで、微細化の限界を突破し、「ムーアの法則は2036年まで継続できる」との見通しを示した。これらの要素技術の極めて初歩的な試作検討を経て技術開発のめどが立ったため、ロードマップを1nm(10Å)を超える段階へと更新したようである。 図1 imecの新しいロジックデバイスロードマップ。上

                      imecが2036年の2Å実現に向けた新たなロードマップを発表 - Future Summits 2022
                    • 知ってる?毎年ノーベル賞候補に挙がるキーテクノロジー、有人宇宙活動のための多孔性配位高分子「PCP」|@DIME アットダイム

                      アポロ計画から約50年、アメリカを主導とするアルテミス計画や中国が主導するILRS計画など、人類が再び月を目指すというニュースを多く耳にするようになったと思う。他にもVirgin Galacticなどのサブオービタル宇宙旅行、Gateway FoundationやAxiom Space などの宇宙ホテルなどのニュースも盛んだ。日本でも前澤友作氏が、月旅行の同伴者8名を募集した話題も先日のこと。これらは全て、宇宙へ“人”を送り込む計画である。この実現には、どんなテクノロジーや製品が将来必要とされるだろうか。今回は、そんな将来の有人宇宙活動のキーテクノロジーを有するAtomisという日本のすごいベンチャー企業を紹介したいと思う。宇宙ベンチャーというカテゴリに属さないベンチャーでなくても、宇宙ビジネスの分野で活躍が期待できるすごいテクノロジーを持ったベンチャーの存在を紹介したい、そんな気持ちで筆

                        知ってる?毎年ノーベル賞候補に挙がるキーテクノロジー、有人宇宙活動のための多孔性配位高分子「PCP」|@DIME アットダイム
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