業績不振の会社は売れない、というのは常識のひとつですが、M&Aの世界では、業績が振るわなくても意外に「買い手」がつく会社や事業があります。今回は、その一端をご紹介します。 調査官は重加算税をかけたがる 相続税の「税務調査」の実態と対処方法 5/19(日)>>>WEBセミナー 数字の評価だけでなく、「定性評価」に目を向けると・・・ ここ最近、業績不振の会社でも買い手がつくケースが少しずつ増えてきました。通常のM&Aにおいては「定量評価」といわれる数字面の評価が重要視されますが、多くの中小企業の決算数字はいまひとつです。しかし、決算書の数字だけでは見えてこない「定性評価」に目を向けると、意外な事業価値に気づかされることがあります。 このような目線での投資は、買い手の主観によって価値が大きく変わってきます。事例も増えており、定性評価で判断する投資家の層が厚くなってきているのを肌で感じます。そこで