∞ 国選定重要伝統的建造物保存地区がある佐々並市(いち)。 萩市観光協会公式サイトによると、江戸時代から町並みの地割りに大きな変化が無く、建築物、工作物(建物以外の人工物)、環境物件(生け垣、樹木、水路など)が数多く残っているようです。 歩いていても、当時の宿場町の雰囲気を想像しやすかったです。 ∞∞ その佐々並市ですが、一億年の大噴火でできたカルデラの中心(カルデラの底)に位置しています。 水路の立体交差、初めて見ました。 上手いこと考えて作ったなーって思います。 佐々並市ですが、地形的には山に囲われ、幾つかの沢が上流部で合流しています。さらに四方から水が流れ込んでくるという、防災上ではそれほど安全な場所ではないようです。 にもかかわらず、町が今の形になってから4世紀もの間、大きな災害がほとんどおきていないらしいですね。 一つは、川の氾濫の影響を受けない場所まで離れて町を作ったようです。